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ヤングオンコロジースペシャリストの声

「全ての患者さんをハッピーにする」というVisionの実現に向けて

川名晶子(薬剤師)
川名 晶子(薬剤師)

亀田総合病院 薬剤部

亀田メディカルセンターで薬剤師になり7年目です。クリニック薬剤室での調剤業務を経て、4年目から化学療法科という部署で抗癌剤の混合業務や化学療法を受ける患者さまの指導を行っています。

はじめまして。このような機会を頂き少し恐縮しつつ、とても光栄な思いです。
ふと「今の薬剤師としての自分」というものに一番大きな影響を与えたものは何だろうと考えると、2011年に参加したThe 5th Japan TeamOncology Workshopでした。

以前の自分を振り返る

恥ずかしい話ですが、私は元々強い希望があって薬剤師になったわけではありません。病院で働いてみたいと思っていた私は、何となく薬学部へ行き、何となく薬剤師になりました。薬剤師がどんな仕事をしているのか、どのように患者と関わっているのか、ということは一切分かっていませんでした。そんな私は「こんな薬剤師になりたい」というvisionが無かったというのが正直なところです。

それでも病院に就職すると、調剤や患者指導と日々の業務に追われながらの毎日に、それなりの充実感を感じていました。しかし一方で、全ての業務がルーチン化してしまい、患者さんに薬剤指導をしていてもチームの一員として自分が貢献できているのか、チームの中での自分の立ち位置の変化の無さに、いささか不安を感じていました。

The 5th Japan TeamOncology Workshopに参加して

そんなときに参加したのがThe 5th Japan TeamOncology Workshopです。3日間という短くも濃厚な時間の中で学んだこと、体験したことはそれまでの私には考えもしなかったことでした。特にVision / Missionを共有することの重要性、Leadershipについては、それまで参加した「チーム医療」をテーマにした研修会で学ばなかった新しい概念でした。

TeamOncologyでの熱い思いを胸に病院へ戻ってきましたが、目の前にはいつもの業務が待っています。しかしそれまでとは異なり、ワークショップで仲間と考えた「患者さんにとっての幸せ」というものを考えながら業務を行うようになりました。またその幸せはEBMがあってこそのものだということも考えるようになり、以前よりもEBMに興味を持つようになりました。

初めての学会発表

そんな中、私は悪心・嘔吐に関して、小さな調査を行うことにしました。目的は2つ設定しました。1つ目は当院における制吐療法のガイドラインとの整合性を調査する、2つ目は外来にて注射用抗がん剤を投与した患者について悪心・嘔吐の出現頻度を調査する、というものです。患者さんへアンケート調査を行い、そのデータを解析し、その結果を学会でポスター発表しました。学会発表の当日は他施設の多くの人とディスカッションすることができ、これまでに感じたことのない充実感を得ることができましたが、その準備段階では、データを収集しそれを客観的に評価することの難しさ、自分が考えたことを分かりやすく伝えることの大変さを痛感する毎日でした。またEBMにこだわりすぎてしまい、ガイドライン通りの制吐療法が最も良いと考えていましたが、実際の患者さんには個々の治療も必要であることも改めて気づかされました。そこで感じるのはエビデンスを目の前の患者さんに応用する難しさです。The 5th Japan TeamOncology Workshopで、これがとても難しいことだと教えて頂きましたが、その事を今更ながらやっと身にしみています。

The 5th Japan TeamOncology Workshopに参加して3年になります。あの時経験したことを生かしたり、学んだことを実感したりという場面が少しずつ増えてきたように感じています。

新しいチームの中で

この度、4月から外来薬剤室から病棟薬剤師へ配属が変わることになりました。新たなチームの中でLeadershipを発揮し、「全ての患者さんをハッピーにする」というVisionの実現に向けて日々精進していきたいと考えています。

(2014年 4月執筆)
ちょこっと写真、ちょこっとコメント
南米ペルー

私の趣味は旅行です。特に海外旅行に行くのが好きです(あまり多く行けていないのが残念ですが)。その国の遺産や観光名所を見るのも好きですが、特に好きなのは、その国の文化や人の優しさに触れることです。また日本に帰国したときには自国のすばらしさを再発見することもあり、そういうことも旅行の良いところだなぁと思います。

写真は先日南米のペルーに行った時の写真です。独特の文化や大らかな人達、美味しい料理、どれをとってもとても素晴らしい国でした。皆様も機会があれば是非

(2014年 4月執筆)

エッセイへの意見

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