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抗がん剤終了後~ほんとうに髪は生えますか?②
みるくてぃー(北海道) 2012/03/14
久しぶりにこちらの掲示板をのぞきました。
こちらでも 髪の毛に関してはいい回答は得られないとあきらめていたので、もうあれから見ていませんでしたが、
私が書いた抗がん剤後の発毛についてたくさんコメントが書き込まれていたのにびっくりしてます。

皆さんやはり同じような気持ちを味わっていることを知り、自分だけじゃなかったと励まされる思いと、またこの治療に関しての疑問、怒りなども感じ、②ということで、書き込みをさせていただこうと思いました。

まず、私の2度の乳がんは再発ではなく両方の胸に全く違うがんができ、2度初発の乳がんを経験したということになります。2度目のときに抗がん剤をし、今にいたっています。

あのあと、やはり私も髪はほとんど変わってない状況が続いてます。今では再発のことよりも髪が一番の悩みになっています。

「死にたい」と思ったことがあると書き込みをされた方がいらっしゃいましたが、まさに私もその通りです。
いつも、心配してくれていた友達が、「なんで元気になろうと思ってあんなに辛い治療も頑張ったのに、その治療のせいで死にたくなるような状況にならなければならないんだろうね」とポツリと言ったときは大声をあげて泣き叫びたい気分でした。

私も医者には「必ず髪は生える」「必ず生理ももどる」そう言われてこの治療に臨みましたが、すべて逆でした。
いろいろ調べ勉強し臨んだつもりでしたが、やはり精神的にも普通とは違うし、誤った判断をしたと人生最大の後悔を今味わっています。

この標準治療というものに、疑問を感じはじめています。
書き込みでおっしゃっていた方もいましたが、たかだか数%の再発のリスクを減らすために、この代価はあまりにも大きすぎます。皆さん知っているとおり、がんは何をやっても今の医学では100%治すことはできません。裏をかえせば何をやっても再発するリスクはのこるということです。そして、その確率というものは、自分はどちらの確率に入るかは誰にもわかりません。たとえ1千万分の1の確率でもそれに入った人にはその事実が100%です。数%再発のリスクを減らしたところで、何か意味があるのでしょうか?こんな思いをして毎日過ごすことのほうが体に悪い気がします。だいたい、確率の問題ほどあいまいなものはないと私は思うようになりました。

なのに、この代価はほんとうに私には大きすぎました。
私ももともと、髪であそんだりするのが好きなほうだったので、髪のない生活は正直耐えられません。

先日、耐えられなくなり皮膚科へ相談に行きました。
とてもショックなことを聞きました。
抗がん剤の治療で1~2割の人は髪がもとにもどらない、生えなくなる人もいるとのことでした。
ネットやツイッターなどで、10年たってもカツラがはなせないと言ってる人もいることを知っていたので薄々は感じていましたが、やはり抗がん剤で髪の相談にくる患者さんもいるらしく、そのようにおっしゃってました。

これが、医学的に事実として把握されているのかどうかはわかりませんが、実際のところどうなのでしょう?

1~2割というと、かなりの割合です。
10人いれば、1~2人、100人いれば、10~20人。
いくら命のためとはいえ、これが事実なら、これを聞いた患者はいったいどのくらいの人が前向きに抗がん剤の治療を行うでしょうか?ましてや乳がんの補助療法なら絶対にやらなければすぐに死ぬといような状況でなければなおさらです。
何をやっても100%にならないなら、自分が一番納得のいく方法を選びたかった。今は代替医療で漢方などをやっている人も多いこともわかりました。医者が進める標準治療というのをすべて断って代替医療でやってる人も少なくないこともわかりました。自分もそうすべきでした。今は私も漢方をやってます。

あと、その皮膚科の先生はこんなこともおっしゃってました。
「医者が生えるという概念と患者が生えるという概念にかなりのちがいがあるようです」と。
まさにその通りなのかもしれません。

私は髪に関しては、生えるといわれたら、ふつうに生えると思ってました。普通よりも時間がかかるなどそんな説明はいっさい
ありません。
もう、2年も3年もたった時点で生えそろっていなければ普通は生えるとはいわないのではないでしょうか?少なくとも私の感覚ではそうです。
医者にはきちんとそういう説明をしてほしい。
私の知る限りでは脱ヅラできている人もほぼ100%の人は元にはもどらない、いつになったら元にもどるのか?と、なんらかの髪の悩みを持ち抱えながら過ごしています。なぜ医者はきちんとそういう説明もせずに、しかもやった後の対応もきちんとできないのに、抗がん剤を進めるのでしょう?無責任ではないでしょうか?抗がん剤をやればもう元にはもどらないとはっきり説明すべきです。もし生えなくなる人もいることがわかっているなら、「生えない場合もありますが、それでもこの治療をやりますか?」とちゃんと説明し、患者の意思確認をすべきでではないでしょうか?直接は命に係わりのないことなので軽くみているのでしょうか?今の時代、健康な人だって薄毛で悩み、高いお金をかけても育毛クリニックになど通う人も大勢います。へたをすればまだそういう人に出会ってはいませんが、こういうことが原因で自殺をする人がいてもおかしくないのではないでしょうか?はじめからそういう事実を聞かされていれば、患者の治療の選択技は変わってきます。

でも実際は医学的にこの状況が把握されているのでしょうか?どうなのかは、わかりませんが、髪が生えてない人が多くいるのも事実と思います。

わかっているお医者さんがいましたら、知りたいです。

今のがん治療は治療にばかり重点がおかれて、そのあとのいろんな患者の症状には対応しきれていない…というかなんのデータのようなものもでていないし、重要視されていないのではないでしょうか?

患者にとってはむしろ、治療のあとの生活のQOLのほうが重要なこともあるのではないでしょうか?

髪の毛は結局すぐには結果が出ませんが、リアップの女性用で様子をみることになりました。本格的に治療をするとなると保険がきかないので高額だそうです。原因は私の髪の生え方だとやはり抗がん剤をして急激にホルモンのバランスがくずれたのが原因のひとつと思われるとのことでした。ちなみに今はホルモン治療もやめています。生理はとまったまま戻ってきていません。
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