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■ 化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について  
皆様
虎の門病院で腫瘍内科をしております三浦と申します。
下記の事について教えていただけましたら幸いです。

疲労(もしくは倦怠感)は、がんそのものや、抗がん剤の治療中、治療後によくある副作用のひとつです。その原因は、貧血、食欲低下による低栄養、心臓の機能低下、甲状腺ホルモンのバランスが崩れる、筋力低下など多岐にわたります。そんな中で、運動療法(リハビリテーション)が、がん関連疲労の予防になるという報告が多く存在します。

そこで、皆さんにお聴きしたいのは次の2点です。
@ 疲労と一言でいっても、具体的に様々な症状があると思いますが、どのような症状、または日常生活の不具合をご経験されましたか?
Aその症状に対して、どのような対処をしたら効果がありましたか?例えば「こんな運動療法(リハビリ)をしたら、こんな症状が改善した」などの体験談をお聞かせ下さい。

がん関連の疲労は、医療者が見逃しがちなだけで、実はかなりの患者さんが抱えておられる副作用だと思います。患者さんも治療中だからしょうがないか、と思いがちです。

我々医療者がこの事にもっと目を向け、そしてその改善策を考えるために、患者さん、ご家族の方、医療従事者の方(特にリハビリ療法士の方)でも、何か経験談、コメントなどありましたら教えていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします。
|都道府県:東京都 |名前:三浦 裕司 |掲載日時:2013/04/15 12:29:02 |コメント数(10) |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
乳癌再発患者です。
2002年初発、2005年再発。

再発前に多忙を理由に中断していたバレエを再開しました。
それから、ボディーワークと言われるものをいくつか体験し、
一番長くやっているのはピラティスです。
バレエもピラティスもそうですが、
有酸素運動であり、身体を柔軟にし深層筋を強化します。
また、ほとんど毎日40分から1時間の散歩もしています。

動く前にちょっとしんどいなと思っていても、
運動した方が倦怠感などは改善されているように思います。
動いた後、疲れたなと思ったら休養を取るようにしていますが、
無理しないようにと言って動かないというのは
ちょっと違うように思います。

既に再発から8年目。
ずっと各種抗がん剤治療を経験していますが、
他の人より元気だと思います。
また、患者会で沢山の再発者と交流がありますが、
やはり活動的な人の方がQOLが良いように思います。

運動が好きか嫌いかにもよるとは思うんですが、
少なくとも動くことで筋力や体力は維持できるし、
気分転換にもなり、精神的にも良いと思います。

散歩でもラジオ体操でも、少しでもいいから
運動を継続することが治療にプラスになると思っています。
|都道府県:大阪府 |名前:mori |掲載日時:2013/04/15 14:33:25 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
mori 様

早速のお返事ありがとうございます。
実際の声をお聞かせいただき、とてもためになったのと同時に、moriさんのいきいきとした姿が目に浮かび、非常に嬉しい気持ちになりました。ありがとうございます。

ピラティスというのは初めて知りました。webで調べてみると、楽しそうな写真がたくさん載っておりました(^^)。

>動く前にちょっとしんどいなと思っていても、
>運動した方が倦怠感などは改善されているように思います。

これ、すごく参考になるアドバイスだと思います。
ちょっとしんどいな、って言う時にモチベーションを上げるコツなどありますでしょうか?

あと、運動した方が良いよ、という情報については、ご自身でお調べになったのでしょうか?それともおかかりの病院で何かそのような情報を得られたのでしょうか?

つい、質問だらけになってしまい申し訳ありません。
お時間のある時にでもお返事いただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

三浦


|都道府県:東京都 |名前:三浦 裕司 |掲載日時:2013/04/16 01:04:33 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
愛媛県の乳腺外科医です。この化学療法中の倦怠感対策の運動については、まだはっきりしたエビデンスはなく、当院のリハビリ科にも聞いてみましたが、まだ研究途上ではないでしょうか?とのことでした。ただしリハビリ科もこの対策については有効な可能性は大いにあるということで、ひとつ臨床研究でできないか、ということになりました。リハビリは今までその有効性の科学的な検証があとまわしにされており、このようなきっかけを与えていただければどんどん伸びていく分野であると責任者は申しておりました。大変貴重なお話しありがとうございました。
|都道府県:愛媛県 |名前:KEN |掲載日時:2013/04/16 16:35:31 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
2007/8乳癌手術、2009/6肺転移の患者です。転移後タキサン系+S-1を
6クール治療中の倦怠感についてですが、特に外出時に支障をきたしました。街をワンブロック歩くと疲れ、ツーブロック目には少し休み、地下鉄の階段は見るのも嫌になりました。特にアップダウンが身体につらくゼイゼイするといった状態です。6クール後、S-1単剤になって随分楽になりましたので、主治医のOKをとり、免疫力アップのために30分、穏やかな筋トレ運動に有酸素、ストレッチを取り入れた運動を隔日ペースでしています。身体が暖まりますので今のところ有効だと思い続けています。適度の運動が良いということは癌市民セミナーなどで医師から何度か聞いていますが、倦怠感が強い時はできませんでした。
|都道府県:東京都 |名前:TENTEN |掲載日時:2013/04/16 18:04:28 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
元々ピラティスは第1次世界大戦時に看護師が
負傷兵のリハビリのために考案したものです。
ベッドの上で寝転がって出来る動きが多いですし、
ゴムバンドのようなもの(セラバンドと言います)を使ったりするんですが、
余計な力をかけずに必要な部分の筋肉だけ鍛えられるので、
抗がん剤の治療中だけでなく、
乳がんでは術後のリハビリにも利用できます。

>ちょっとしんどいな、って言う時にモチベーションを上げるコツなどありますでしょうか?
うわぁ〜、難しい質問ですね〜。
私の場合はまず動くのが好きなのと動けなくなると困るので、
動き続けられる身体を維持したいという思いで通っています。
フルタイムではありませんが、仕事と家事は自分でしたいですから。
(治療するにはお金がかかりますし〜^^;)

体力が落ちれば仕事にも支障が出るでしょう。
また、仕事をお休みしている人もいるかと思うんですが、
治療後の職場復帰を考えても体力の低下は避けたいですよね。
それは専業主婦でも同じだと思います。

>あと、運動した方が良いよ、という情報については、ご自身でお調べになったのでしょうか?それともおかかりの病院で何かそのような情報を得られたのでしょうか?
再発した頃から代替療法などを含めてずっとネットであれこれ調べています。
ネットの情報が一番新しいですから。

運動に関しては海外の情報を翻訳したサイトにかなり以前から出ていました。
このサイトも立ち上がった頃から拝見させていただいています。
運動に関してはコラムで薬学専門家の瀬戸山先生も書いておられましたし。

残念ながら私が通っている病院ではそのような話は出ません。
それが、腫瘍内科医である三浦先生から
このような運動に関するご質問が出たのがうれしくて
思わずコメントしてしまいました(^^;)
|都道府県:大阪府 |名前:mori |掲載日時:2013/04/16 23:51:42 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
KEN先生

コメントありがとうございます。また、早速リハビリスタッフに話題をふってくれる辺りがすごいです。病院によって対象とする疾患が違う事もあり(がんセンターと一般総合病院のように)、リハビリスタッフのマンパワーのかけ方にも差がありますよね。このような内容を患者さんとリハビリスタッフと話していける環境を作れると良いと思っています。

|都道府県:東京都 |名前:三浦裕司 |掲載日時:2013/04/19 04:37:15 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
TENTEN様

御自身のご経験を教えていただき、誠にありがとうございました。
抗がん剤治療中の辛かった様子を拝察すると、とても胸が痛みます。
「階段は見るのも嫌になった」というのは、本当に切実な問題だと思います。これでは、外出するのも嫌になりがちですよね。。。

KEN先生もおっしゃっていたように、なかなか科学的な根拠に乏しい分野であり、どのような運動療法が効果的なのかはまだまだ未知ですが、今あるデータでは、どちらかというと倦怠感や筋力低下が出てからでなく、予防としての運動療法(予防なので、言葉としてはリハビリじゃないですよね)の方が効果を示せている様な気がします。

家の中でできる穏やかな筋トレ運動に有酸素、ストレッチは良さそうですね。
|都道府県:東京都 |名前:三浦裕司 |掲載日時:2013/04/19 04:52:01 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
mori様

難しい質問にたくさん答えて下さり、ありがとうございました(^^)。
大変参考になりました。

モチベーションになるきっかけについて、治療を始める前の生活や好きな事について患者さんに聞いてみるとヒントになるかもしれないと、moriさんのアドバイスを読んで思いました。この辺りは我々医師よりも看護師さんの得意とするところなので、チーム医療が大事ですね。

ネットは現在、情報源として非常に豊富で重要なソースですよね。我々医療者は、その莫大な情報の海を患者さんがうまく渡っていける様なガイドにならなくてはいけませんね。

今回は本当にいろいろ教えていただきありがとうございました。
また、いろいろ教えて下さい。
|都道府県:東京都 |名前:三浦裕司 |掲載日時:2013/04/19 05:04:45 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
2010年の10月の末に乳がんになりました。
左の胸に乳がんが見つかりましたが、両乳房切断、リンパの移転がなかったので同時に再建手術しました。
アメリカはアリゾナで一年程治療致しました。
何度目かの抗ガン剤の治療時に体の脱力感があったのを覚えています。
一回だけだったのですが、何とも言えないくらい変な感じでした。。じっと出来ない感じで。。。 でも帰る時には何も感じませんでしたので誰にも言わなかったのですが。。。


2012年の1月にやっと治療が終わった時は 体は凄い調子が良く
いつも運動してましたが、最近になって体が前よりだるいとおもうようになりましたが、年のせいにしていましたが、これは抗ガン剤の副作用なのでしょうか?
私も前から運動が好きなので 体がだるくても運動して気分転換しています。運動の後はいつも気分が良くなります。
治療中に足の裏の肌荒れが悪くなったのを覚えています。それと
左手の腕の辺りの神経が少し麻痺しています。ジャムとかのふたを開ける時に少し開けずらいかな?と思うくらいです。

抗ガン剤の治療が終わる辺りに コーデイングと言うものが腕に出て来たのでこれはオンコロジーの先生も知らない言葉で、しばらく誰に伝えたらいいのか分らずに迷っていましたが、整形外科の先生に伝えたら直ぐに分ってくれたので乳がん専門のフィジカルセラピーを紹介して頂き
コーデイング治療に通っていたのですが、結局家から遠いフィジカルセラピーで あまりよく治らなかったので、行かなくなりました。でもその後 家の近くにあるMDアンダーソンでフィジカルセラピーがあると同じ乳がんのお友達に聞いたので行きましたが、結局私の保険が利かなくて諦めました。
その後コーデイングも酷くなり、おまけに私の腕が五十肩のように腕が上がらなくなってしまったので もう一度オンコロジーの先生に説明をし 家から近いフィジカルセラピーを探してもらい そのこフィジカルセラピーの方が凄くアットホームないい感じで腕もコーデイングも治して頂きました!!
日本では乳がんになると腕が上がらなくなり洗濯物が干せなくなる良く聞きましたが、いまでもみなさん腕やコーデイングを治さないのでしょうか?治さないというよりは 治療すれば治るんだと言う事を知らないのでしょうか?
長くなってしまい申し分けございません。



|都道府県:海外在住 |名前:mari |掲載日時:2013/05/15 12:26:50 |
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Re:化学療法中に発現する疲労の対策としての運動療法(リハビリ)について
mariさんへ
脱力、疲労感に関しての情報、ありがとうございます。

日本の乳腺外科医ですが、mariさんのコメントで”コーディング”についての記載がありましたので、それに関するコメントをさせていただきます。

日本の診療ではコーディングという言葉は普段使用しませんが、”cording"でしょうか?
記載された内容から察するに”腕にできた筋のように固くなったもの+それに伴う痛み”のようなもののことを示したいらっしゃるように思いました。
だとすれば、モンドール病 "Mondor's disease" のことかなと思いました。

モンドール病というのは皮下の比較的浅い部分にできる静脈炎もしくはリンパ管炎をさします。細い静脈などの血栓を伴っていることもあります。乳癌の治療をされていない方にも生じる場合がありますが、乳癌術後の方では上腹部や腕の付け根から肘にかけて生じることも、ときどきあります。

モンドール病が疑われる場合には、まず炎症が感染によるものでないかどうか、血栓ができる原因がないかなどのチェックをしますが、多くは原因不明です。術後の血流やリンパ流の流れの変化に伴うこともあるのかなと思っています。

自然軽快することも多いので痛みを伴う部分を安静にし、痛み止めや湿布などで、まずは経過観察をすることが多いです。通常痛みは数週間、固く触れるものは数ヶ月で改善をしていきます。
症状が強い場合に、理学療法や漢方が奏功する可能性も報告されています。

日本の乳癌患者さんも術後のリハビリなどを行っておりますし、腕が上がらない、洗濯物が干せないという方は少ないと思います。
手術直後だけではなく長期間にわたり、リハビリや創部のケア、リンパ浮腫のチェックや予防的ケアなどに医師、看護師や理学療法士がより積極的に関わっていくことが大切ですね。
|都道府県:茨城県 |名前:Hiro |掲載日時:2013/05/15 13:17:45 |
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