掲示板「チームオンコロジー」

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EDUCATIONAL SEMINAR
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
大塚 亮(国立がん研究センター中央病院) 2017/07/21
国立がんセンター中央病院薬剤部の大塚亮です。初日の報告は私が務めさせていただきます!
多くの関係者の皆様方のお力添えを賜りまして、本日7/20に8名無事にヒューストンに到着することができました。この場を借りてお礼申し上げます。


個人的な話になってしまいますが、時間的な余裕がなく出発前日の夜にパッキングを開始して完了したのが出発当日の午前3時。寝坊をおそれて、結局一睡もせず出発しました...。

約12時間のフライトを終え、まずは入国審査です。
ともあきさん、まりさん、るみさん、私の列とあかりさん、いずみさんの列、みほさんと3つに分断されての手続きでしたが、いずれもスムーズにパスしました。

空港の外に出ると10時の時点ですでに32℃。日本よりも暑く感じます。
その後、お迎えの大型リムジンに乗り滞在先のKirby Place Apartmentsまで移動しました。滞在先は昨年と同様でした。

Kirby Placeでは上野先生の秘書Marcyが出迎えてくれ案内してくました。
お部屋はとても広く、綺麗でとても快適!プールもジムもあります。
JME2016の皆様方の助言もあり、まずは部屋の中を確認しトイレットペーパーなど不足している日用品を確認しました。そうしたらなんと水が出ないことに気づきました!焦りましたが、どうやら私の部屋だけではなくメンテナンスのため敷地内すべての水道が止まっているようでした。(使用可能になったのは18時)

夕方からはJoyce、Theresaが夕食にTex-Mex料理(これはメキシコ風のアメリカ料理のようです)のお店に連れて行ってくださりご馳走になりました。とても美味しかったです。
その後、スーパーに寄っていただき、必要な食料や日用品を大量に買い込んで1日が終了しました。歩いていけない距離ではないですが、車で移動できるときにまとめ買いした方がいいですね。

明日は朝7:30集合です。いよいよMDAでの研修がスタートします!
これから毎日、現地からリポートしていきますのでお楽しみに!


Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
JME2016おざき(虎の門病院) 2017/07/21
大塚先生、皆様、移動お疲れ様です。無事に入国、部屋にも入れたようで良かったです!ついに明日からMDA初日ですね。頑張ってください!
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
吉井由美 (奈良県立医科大学) 2017/07/21
長旅お疲れさまでした!
無事にヒューストンに上陸、そしてトイレットペーパーも調達できたようでなによりです。
これから5週間、ヒューストンの真っ青で広い空の下、非日常の時間をおもいっきり満喫して下さい!
まずは外の暑さと部屋の異常な寒さにやられないように気をつけてくださいね…。
がんばってください!
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告2
田中美帆(大垣市民病院) 2017/07/22
大垣市民病院の田中と申します。2日目21日の報告を担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。

多くの皆様からのサポートによってこの研修があることを強く実感する一日となりました。改めて心から感謝申し上げます。

本日は、初めてシャトルバスを利用し、MDアンダーソンがんセンターを訪れました。

到着後、オリエンテーションから始まりました。Marcyから今後のスケジュール、バスの利用方法、Optional program について説明をいただきました。
その後、三浦裕司先生より「Cultural Presentation」のお話をうかがい、私たちの自己紹介をしました。

その後、JoyceとMarcyと一緒に、VISA officeへ向かい、1人1人担当Visa & Immigration Advisorと面談をしました。

昼食は「Cool Beans Café」、サラダ・ハンバーガー・チキンなど、とてもおいしい食事を頂きました。

午後は、院内の各場所のオリエンテーションを受けました。Marcyの丁寧な案内のもと、1時間以上様々な場所をまわりました。広大な敷地であることは把握していましたが、花や緑の写真や絵画が多く飾られ、日の光が取り込まれた素敵な空間でした。

その後は、JoyceとMarcyとの全体面談、3名は各メンターとの面談がありました。

18時30分よりWelcome Reception に招待して頂きました。お店は「Churrascos」でした。前菜やステーキなどとてもおいしかったです。また、皆さまとの会話など、素敵な時間を共有させていただくことが出来ました。

明日は、全体の予定はありませんが、各自来週に向けて取り組む予定です。
ありがとうございました。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
田澤 咲子(昭和大学病院) 2017/07/22
二日目お疲れさまです。
拝見していると、昨年のことが昨日のことのように懐かしく思い出されます。
移動や時差で皆さんお疲れのことと思いますので、週末は少し体を休められることをお勧めします。
来週から、長いようであっという間の日々の始まりかと思います。充実した研修になりますようお祈りしています。
Japanese Medical Exchange Program2017 day3
村上 朱里(愛媛大学医学部附属病院乳腺センター) 2017/07/23
愛媛大学乳腺センター村上朱里と申します。
ヒューストンに到着してはや3日目、土曜日の今日はoff dayでしたので、初めての休日の様子をお届けします。

まずはjet lagや旅の疲れをよく休んで癒しなさい、とのことでしたので、朝からジムへ行った方もいればゆっくり睡眠をとった方もいて、朝は思い思いに過ごしました。

お昼からは買い出しにメンバー6人で近くのwalgreens という薬局へ出かけて買い物をした後、近くの中華&ベトナム料理屋でランチにしました。炒飯や野菜炒めといった日本でも馴染みの味にほっとする時間でした。
そのまま帰途へ、といいたい程じりじりと日が刺す時間でしたが、4人のメンバーは更に食材の買い出しにKROGERというスーパーに向かいました。
日本との食材の違いに感心したり探し回ったりしながら買い物を終え、再び照り返しの強い中アパートメントへ帰宅。

ここで寝てしまってはjet lagの解消にならないと思い、メンバーとおしゃべりをしたり、アパートのプールで泳いだりして何とか昼寝をせず乗り切りました。

夜は持参したたこ焼き機でたこ焼きパーティー!…のはずだったのですが、スーパーでタコを発見できず、アレンジたこ焼きとして海老やソーセージなど、いろいろな食材を入れて皆でわいわい作って楽しく過ごしました。
やっとゆっくりとそれぞれのバックグラウンドであったり、趣味や特技の話が出来たりして、JME2017、チーム感が出てきたなと思っています。

これで来週からの本格的な研修開始に元気に取り組んでいけそうです。


Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
三浦裕司 (虎の門病院) 2017/07/23
たこ、、H martかSeiwaさんですかね~。
そのうち。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
坂東 (筑波) 2017/07/24
たこ焼き器持参!すごいアイデアです。食生活の充実は大切ですね。レポートを楽しみにしています。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day4
田巻 倫明(福島県立医科大学) 2017/07/24
福島県立医科大学の田巻倫明がDay 4の報告を致します。

本日はヒューストンで初の日曜日でした。

午前は各自で自由に過ごしました。ちなみに私は疲れと多少の時差ボケが残っていましたので、10時過ぎまで寝ておりまして、ゆっくりとした午前中でした。メンバーの中には近くのTargetというお店に日用品を調達に行かれた人達もいました。

午後はJoyceが御自宅にJMEメンバーを招待して下さいました。MD Andersonから車で30分くらいのところにある素敵なご自宅で、お庭のプールで楽しく遊ばせてもらい、バーベキューのハンバーガーやホットドッグをご馳走になりました。TheresaやJoyceのご家族とも楽しくリラックスした時間を過ごさせて頂き、明日から本格的に始まる研修に向けて英気を養うことができた(?)かと思います。明日からの研修、頑張ります!
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day5
保坂ルミ(福島県立医科大学附属病院) 2017/07/26
福島県立医科大学附属病院看護師の保坂ルミと申します。本日の報告を担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

早くもヒューストン到着5日目(月曜日)となりました。
雨上がりのむし暑い朝、7時過ぎのシャトルで出発。まずはAcademic and VISA Administrationでのオリエンテーションに参加し、終了後に顔写真入りのID Badgeをいただきました。Badgeを眺めつつ、よしチームメンバーと共にこの5週間を頑張っていこう!と決意を新たにしました。失くしてしまわないようすぐにShopに向かい、MDACCの名前入りストラップを購入しました。

ランチはCaféで。試食コーナーまであって驚きました。MDACCには、あちこちにCafeやShopがあってどこに行こうかと迷います。メンバー数人がお寿司を美味しそうに食べていましたが、なぜか私はまだ日本食は恋しくなりそうにはありません。

午後からはMay's ClinicにてLe-Petross 先生とVolunteerの素敵な女性からBreast Center等についての説明を受けた後、MDACC Tourとなりました。歩く・・、歩く・・。素晴らしい施設・設備・サービス等に感動しながらも、脚の疲労感は蓄積する一方でした。誰かにまたそこへたどり着ける?と尋ねられれば、首をかしげるしかありません。

慣れない毎日、私のお部屋には小さな訪問者が。それは、ありさん。はじめベッドの上を横切っているところを発見。Fire antかと思い後退りましたが、今のところかまれたりはしていないので様子を見ることにします。三浦先生の講義(Cultural Presentation)でもFire antについてお話があり、少し気持ちを楽にさせることができました。あまり訪問してほしくはないのは事実ですが。さて、明日も早朝のシャトルにて出発です。真夏のヒューストンで熱く研修に励んでいきたいと思います。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day6
大迫 智(がん研有明病院) 2017/07/26
がん研有明病院 病理部の大迫智です。

このたびは、世界有数のがん専門病院で研修を受けるという、素晴らしい機会を与えてくださり、J-TOPの方々に感謝いたします。
まだ やや時差ボケぎみですが、おかげさまでメンバーにも恵まれ、楽しく充実した日々を送っています。

本日は、私ともう1人のメンバーが遭遇したトラブルについて、記録を兼ねて記載します。

【概要】
パスポートのスタンプおよび入国審査官からWB(ビジネス型ビザ免除)での入国を確認していたが、出入国記録 I-94にはWT(観光型ビザ免除)と記録されていた。これにより、Research Intern としての研修開始がペンディングとなり、最初の数日間 オブザーバー(IDバッジやパソコンの支給なし、病院の物品に一切触れられない)としての研修となった。

【経緯】
1)7/20(木) ヒューストン国際空港着。
2)キオスク端末でのセルフチェックイン:ビジネスでの入国を選び、出てきた紙片にもWBと記載されていることを確認。
3)入国審査官による審査:ビジネスでの入国を伝え、パスポートのスタンプがWBになっていることを確認。さらに、スタンプ押印後も再度 口頭でWBでの入国であることを確認。
4)7/21(金) I-94のホームページで入国クラスがWTになっていることを発見。
5)MDA内のVISAオフィス:パスポートのWBスタンプよりもI-94でのWT記載が優先され、Research Intern としての手続きができず。JoyceとMarcyがすぐに対応してくれたおかげで、オブザーバーとして 他のメンバーから遅れることなく研修を開始。
6)7/25(火) Customs & Border Protection(ヒューストン国際空港の近く):I-94の記載をWTからWBに変更(Marcyの車でMDAから往復1時間半、現地待ち時間 1時間)。11AM~2:45PMの間、他のメンバーが受けている研修を受けられず。
7)7/26(水) MDA内のVISAオフィス:オリエンテーション後に、Research Intern としての研修が開始予定。

【原因】
MDA内のVISAオフィスの担当者の話では、おそらく入国審査官の "human error" であろうとのこと。ちなみに、WTになっていた2人を担当した入国審査官は同一人物であった。

【今後の対策】
WBで入国することが最重要であることを認識し、パスポートおよび入国審査官から口頭でWBでの入国を確認していたにもかかわらず、メンバー8人中2人が I-94ではWTでの入国となっていた。
今後は、下記の①②に加え、③を入国審査官に口頭で確認した方がよいかもしれない。
① セルフチェックインの紙片の記載がWBであること
② パスポートのスタンプがWBであること
③ I-94でもWBであること
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
吉井 由美 (奈良県立医科大学) 2017/07/27
皆様、真夏のヒューストンを楽しまれているようで何よりです。
Joyce宅でのプール&バーベキュー、楽しそうですね!
あっつい日にプールにダイブ、いいなぁ!
愛犬のゾーイも元気でしたか?

アリさんは、私も初日に洗面台のところでお会いし、その足でアリの巣コロリ的なものを買いに行きました。
あと外にごみ袋を出しておくと、アリさんたちがせっせとたかりますのでご注意ください。
現地のお砂糖たっぷりのケーキやお菓子は特に彼らの大好物のようです。
蛇足ですが、アメリカのGさんもデカいらしいので、Gさん用の置いとくやつもついでに買っとくことをおすすめします。
そういえば、ナース部屋にはハエの家族が親戚筋まで伴ってやってきたこともありました…。
ちなみにその時は、とある勇敢な看護師さんが虫よけスプレーで無事に勝利してましたね。。。

それから出入国記録の件、ほんとに災難でしたね。。。
最近はキオスクでセルフチェックインができるようになったりで機械化が進んでいると思いきや、そんなところは相変わらず人の手だったとは…。
さすがアメリカ、何が起きるかわかりませんね。
それにしても、ちゃんとトラブルに対処されているところはさすがです。
厄払いということで、ここからは気を取り直して楽しんでください!

引き続き、皆様のレポートを楽しみにしてます!
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day7
菊池真理 (国立がん研究センター中央病院) 2017/07/27
国立がん研究センター中央病院 放射線診断科の菊池真理と申します。
DAY7の報告をさせて頂きます。

MD Anderson cancer centerは想像以上にスケールが大きく、驚かされる事ばかりです。
これまで8人全員で行動を共にしてきたJME2017ですが、今日から初めてグループや個人に別れての参加となりました。Aチームはさらに2つになり、乳癌手術とサバイバーシップクリニックを見学し、Bチームは放射線治療外来に付きました。治療の中でも細分化され、我々は胸部の見学でしたが、8つの個室があり、次々に診察をされていました。
放射線治療医は全部でなんと70人だそうです。患者さんの50%はテキサスより、45%は全米の他州より、5%はinternationalとの事です。
お昼は研究倫理とIRBについてのDr,Richardの講義を受けました。

夕方にはDr.Neumann+三浦先生とのミーティングが行われ、まず「現状困った事はない?」と質問して頂いた時にはとても安心感を覚えました。研修の目的を明確にし、指針を示して下さりました。更に、プログラムにはない、個人的に興味のある領域への参加や専門家の紹介もして下さるとの事で、洗練された専門性と懐の深さに感銘致しました。

到着してまだ一週間ですが、今日までの経験により、訪れる前以上にワクワクしています。
この様な大変素晴らしく、貴重な経験をさせて頂く機会を下さり、多くの関係者の皆様に感謝致します。

(個人的な話ですが、日本でツ反陰性だった為、胸部単純写真も撮影して行きましたが、再度ツ反の注射をされてしまいました。本日判定日で当然のことながら、陰性でやっとpassと言われ、卒業できました^-^)
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day7
菊池真理 (国立がん研究センター中央病院) 2017/07/27
国立がん研究センター中央病院 放射線診断科の菊池真理と申します。
DAY7の報告をさせて頂きます。

MD Anderson cancer centerは想像以上にスケールが大きく、驚かされる事ばかりです。
これまで8人全員で行動を共にしてきたJME2017ですが、今日から初めてグループや個人に別れての参加となりました。Aチームはさらに2つになり、乳癌手術とサバイバーシップクリニックを見学し、Bチームは放射線治療外来に付きました。治療の中でも細分化され、我々は胸部の見学でしたが、8つの個室があり、次々に診察をされていました。
放射線治療医は全部でなんと70人だそうです。患者さんの50%はテキサスより、45%は全米の他州より、5%はinternationalとの事です。
お昼は研究倫理とIRBについてのDr,Richardの講義を受けました。

夕方にはDr.Neumann+三浦先生とのミーティングが行われ、まず「現状困った事はない?」と質問して頂いた時にはとても安心感を覚えました。研修の目的を明確にし、指針を示して下さりました。更に、プログラムにはない、個人的に興味のある領域への参加や専門家の紹介もして下さるとの事で、洗練された専門性と懐の深さに感銘致しました。

到着してまだ一週間ですが、今日までの経験により、訪れる前以上にワクワクしています。
この様な大変素晴らしく、貴重な経験をさせて頂く機会を下さり、多くの関係者の皆様に感謝致します。

(個人的な話ですが、日本でツ反陰性だった為、胸部単純写真も撮影して行きましたが、再度ツ反の注射をされてしまいました。本日判定日で当然のことながら、陰性でやっとpassと言われ、卒業できました^-^)
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day8
那須いずみ(虎の門病院) 2017/07/28
1週間経ちました!
このようなすばらしい機会を与えてくださり、サポートしてくださる全ての方に感謝いたします。

8日目について報告いたします。
午前中は一昨日同様、Dr.Limの入院患者さんの回診に同行しました。
午後はThe Health Museumの見学に行きました。この博物館は子供向け(?)に人体についてわかりやすく展示をしているようなところでした。
本日はMD Anderson Dayだったので、MDAの職員がブースを出して、子供にがん予防について啓蒙していました。MDAのmissionのひとつなんだな、と実感しました。
個人的にはホルマリンから出された、人間の脳や心臓を直接触り、切り開かれた中を見て、触ることができ、薬剤師として貴重な体験ができたことがおもしろかったです。

いつも日中は院内にいるため、外の暑さを忘れていましたが、museumへの移動中は湿気もあり、茹だるような暑さでした。
みんなでMetroにも乗れて、excursionのような、楽しい午後の研修でした。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day9
大塚亮(国立がん研究センター中央病院) 2017/07/29
ようやく掲示板も一巡し、また私の番がまわってきました。
国立がん研究センター中央病院の大塚亮です。
ようやくjet lagに体が順応してきましたが、Texasの強い日差しと暑さにはまだまだ慣れそうにありません。

さて9日目の今日は、日本とアメリカの看護師の制度の違いについて学びました。日本の正看護師はアメリカでいうRegistered Nurse。しかし、アメリカには外来診療や投薬(抗がん剤以外)まで行うことができるNurse Practitioner(NP)という資格が存在します。もともと医師不足解消を目的にできた制度のようでなんとNPは独立開業もできるそうです。驚きですね。

JME programではメンバーそれぞれにmentor(簡単にいうと指導者)がいます。
1週間が経過し、一通りメンバー全員がmentorとの1回目の面談を終え、今回の主たる目的である自らのcareer developmentについて考え始めました。5週間のprogramが修了する頃にはmissonとvisonについて明確に言えるよう、引き続き1日1日を大切にしていきたいと思います。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
田中  美帆(大垣市民病院地域医療連携部緩和ケアセンター) 2017/07/30
大垣市民病院の田中です。本日10日目(29日)の報告を担当いたします。よろしくお願いいたします。

10日間を振り返り、本当に貴重な時間であるとともに、5週間は長いようで、すぐに過ぎてしまうことも感じています。

本日は、暑くなる前にと朝8時に皆で集合し、「target」というスーパーへ行きました。食品や日用品などの品ぞろえも多く、来週に向けて必要なものを揃えることが出来ました。

その後は、各自部屋の掃除や洗濯など生活を整えつつ、課題に取り組みました。

夕食は、8人揃って外食をしました。JME2017、とても素敵なメンバーに出会うことが出来ました。メンバーとの時間は、様々な学びを得る時間となり、支えとなっています。

明日からも1日1日を大切に過ごしていきます。


Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
向原徹(神戸大学医学部附属病院腫瘍センター) 2017/07/31
JMEのみなさま

そろそろ疲れがでるころですが、元気そうで何よりです。
みなさんのことは、日米執行委員会のWeb会議でも報告を受けています。

こちらは、先週JSMOミーティングがあったこともあり、みなさんの掲示板に素早くレスポンスできずにすみませんでした。神戸はヒューストンほどではないですが暑かったですよ。。。

私がヒューストンに行ったのは、既に8年前ですが、成田で初めまして、と挨拶した仲間は5週間後にはずっと長く付き合っていたような仲間となり、今までその友情は続いています。不思議な体験ですよね。5週間もあると、いろいろコンフリクトが生じたりもあるかもしれませんが、その状況を建設的に解決することもJMEの一部です。

恐らく、2度とはない機会なので、満喫してください。
すごく羨ましいです。

また、レポート待ってます。

向原徹
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
田口 (大阪国際がんセンター) 2017/07/31
JMEの皆様

研修お疲れ様です。田中さんの10日目報告から週末をはさみ12日目になりますね。楽しい時間はより早く感じますね。吸収することがいっぱいで毎日時間が惜しいくらいだと思いますが、向原先生の投稿にもありますように疲れやコンフリクトが起こってくる時期です。疲れをためないように、コンフリクトを楽しんでくださいね。
現地レポート楽しみにしていますが、あまり負担にならない程度で!

Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day11
村上朱里(愛媛大学医学部附属病院乳腺センター) 2017/07/31
愛媛大学乳腺センター村上朱里です。
コメントを頂いた先生方、ありがとうございます。
滞在も10日を過ぎましたが、今のところ元気で過ごしています。
明日からまた研修に忙しい日々となりますので疲れをためないようにしていきたいと思います。

さて、今日は日曜日、USメンターの方々には週末も含めて色々サポートして頂き感謝しかありません。
午前中からブランチに点心を食べに連れて行って頂き、朝食を我慢して行った私達はすごい勢いでたくさんの点心を平らげました。
その後は買い物に行ったり部屋で過ごしたり思い思いに過ごしたあと、夕方は野外劇場へシェイクスピア劇を見に連れ出してくださり、公園の中の芝生の上で観劇、といった贅沢な時間を過ごしました。

また、週末は先週の研修を振り返る時間でもあります。
先週は研修開始でどうしてもMDAの大きさ(施設のみでなく人的資源など様々な資源の)に圧倒されハード面にばかり目が向いてしましましたが、ハイパフォーマンスであるためには当然施設や人数の多さだけではないものがあるはずで、職種間のコミュニケーションや患者さんを含めた様々な教育体制、といったところにより注目して週明けからの研修を送りたいと思います。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
田澤 咲子(昭和大学病院) 2017/07/31
皆様お疲れ様です。
週末を皆さんで楽しんでいらっしゃる様子が眼に浮かぶようです。US mentor のみなさんもお元気ですか?どうぞよろしくお伝えください。
昨年の7人もいつの間にか家族のような感じになって、Jeff がちょっと引いてしまうくらいという場面がありました。JMEの期間は研修の時間だけでなく全ての時間がチームビルディングにつながっていて、大切な仲間が得られる貴重な機会かと思います。
また一週間が始まりますが、体調に気をつけて頑張ってください p(^-^)q
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day12
田巻 倫明(福島県立医科大学) 2017/08/02
福島県立医科大学の田巻倫明です。7/31(月)(Day12)の報告を致します。個人的には7/31は7年目の結婚(式)記念日でした。妻の実家に帰っている私の家族(妻と息子2人)は、お義母さんが買ってくれたケーキでお祝いをしたそうです。
 それはさておき、こちらでの研修も2週目に突入しました。午前中は2グループに分かれての研修でした。私のグループ(Group A)は、Lim先生のBreast Medical Oncologyの外来見学でした。Lim先生には先週の病棟回診の見学でもお世話になっていたのですが、とにかく彼女は患者さんとのコミュニケーション能力が抜群です。握手は当たり前、何か良いことがあれば「High five!!」といって何度もハイタッチ、診察の終わりは患者だけでなく家族ともハグです。絶大な信頼を得ている彼女の人柄と、それにも増して、彼女の豊富な知識と技能には脱帽します。日本の病院と比べて、こちらの外来は施設の構造自体が違います。患者さんは複数の診察室に入室し待機していて、Nurse・Nurse practitioner・Physician assistant・Physicianなどの医療者は小さなOfficeに集まって電子カルテで各々の業務を進めながらチームとして情報共有をしています。そして、患者さんの診察室に順番に訪れさらに情報共有をしながら診療を進めていきます。建物の構造から医療に携わる職種まで様々なことが日本と異なるMD Andersonの外来を見て、まずはその内容を理解して、何が良いのか悪いのかなどいろいろ考えていきたいと思います。ちなみにGroup BはStem Cell Transplant APN (advanced practice nurse) Roundsの見学でした。
 午後は、多少自由時間があったので、私の専門である放射線治療部門で、胸部の放射線治療計画作成についてDosimetristの方にいろいろ教えてもらいました。MDAでは、肺癌治療でもほぼ全例にIMRT治療が行われています。日本では、胸部の治療では様々な理由からIMRTは牽制されていてほぼ皆無です。非常に勉強になりました。その後、MelanomaとColorectal cancerのMultidisciplinary conferenceに参加し、帰宅しました。
 多少、疲れが出てきてますが、明日以降も無理ない範囲で頑張りたいと思います。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
向原徹(神戸大学医学部附属病院腫瘍センター) 2017/08/02
みなさま

毎日、詳細なレポート、ありがとうございます。
そうですね、さすが、世界でもっとも有名なcancer centerだけあって、リソースの多さは圧倒的ですね。
でも、リソースがないから、MDAとは同じ質のことはできない、って言ってしまうと何も始まらないので、日本でも目の前にいる患者さんには世界一のがん医療を提供したいと思っています。

生活のほうはどうですか?暑いでしょうし、そろそろ、冷やし中華くらい食べたいんじゃないですか?三浦先生なら、日本料理へのたどり着き方を教えてくれると思いますよ。

向原徹
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
守田亮(国立がんセンター中央病院) 2017/08/02
玉巻先生
結婚記念日おめでとうございます。結婚記念日に日本にいなかったことは、もしかしたら一生奥様から言われるかもしれませんね。それも良い思い出と思いますw
MDAのその診察システムは、話には聞いていましたが非常に興味深く、先生や僕の前任地の東北なんかではスタッフがいれば導入できないかなと考えていました。
また国立がんセンターでも肺野病変に対してのIMRTは数例見た程度です。ぜひ日本にはないものを経験して、広げて頂ければと思います。またお話聞かせてください。
疲れが出てくるころとは思いますが、皆様元気にお過ごしください。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
佐治重衡(FMU) 2017/08/03
ちょうどさっきIMRTの肺癌治療について患者さんから聞かれました。たくさん勉強してきて、おみやげばなし まってます。
ペンをたてておくカップもよろしく!(くわしくは私のfacebookをご覧ください。(笑))
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day13
保坂ルミ(福島県立医科大学附属病院) 2017/08/03
福島県立医科大学附属病院の保坂ルミです。瞬く間に8月に突入してしまいました。
8月1日(火曜日)Day13の報告をさせていただきます。

昨夜はいつの間にか寝入ったようで、夜中3時過ぎに目が覚めてしまいました。再び眠るにも寝過ごすのが怖かったため、コーヒー飲みつつ頑張って諸々作業をこなして朝を迎えました。そう言えばこちらに来てからコーヒーを飲む機会が増え、MD AndersonのStarbucks Coffeeには随分とお世話になっています。

私のグループ(Aグループ)のメンバーである大迫先生は朝から病理部の研修へ、他3名は朝8時からのNCT’s Cancer Therapy Evaluation Program-New Challenges and Opportunitiesに参加しました。MD Andersonでは、朝やランチの時間帯にProgramが組まれていることがあります。日本においては夕方~夜間帯が多く、この時間に組まれることは少ないのではないでしょうか。今回はClinical Researchに関する内容でしたが、多くの参加者がおり驚きました。
Program終了後、Aチーム3名はBreast Surgical Clinicへ向かいました。ここでは、DeSnyder先生の診察やPA、APRN、RNについて見学をしました。Physician Work Roomに多職種が集まって診察室との間を往復するようなスタイルです。医師、PA、APRN、RNの役割も明確になっており、MA(Medical Assistant)等を含め医療者間のコミュニケーションが効率的・効果的に図れていると感じました。
午後からは、Janis 先生とWalter 先生のDifficult Conversationsのセッションがありました。ロールプレイ等の演習を交えて、Difficult Conversationsの際に大切な態度や技法について学びました。Difficult Conversationsとなる状況においてはしっかりと Strategyを考え、これらのスキルを活用していきたいと思いました。この日、BグループはMD Anderson Cancer Center Woodlands (車で40分くらい?)でBrest Surgical Oncologyの研修でしたが、何とかこのセッションに間に合いました。よかった!
16時からはBC Management Conference(Radiology)に参加しました。17時からは三浦先生にCVの書き方やメンターシップ、ビジョンやミッション等についてご指導をいただきました。先生のご経験を踏まえたお話は大変興味深いものがあり、有意義な時間を過ごすことができました。

こうしてサポートしてくださってる皆様方にあらためて感謝申し上げたいと思います。

Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
松本奈都美 (聖マリアンナ医大 ) 2017/08/03
みなさま

レポートありがとうございます!盛りだくさんな一日ですね!
あっという間に8月、と書かれているように、本当にあっという間に時間が経っていきますよね。私は一日たりとも無駄にしたくないと思っていましたが、徐々に疲れは溜まっていっていました。
暑さも厳しいと思いますので、体調には気をつけてくださいね。

英語には慣れましたか?私はなかなか慣れず、聞き取れず理解できないということが多々ありました。でも、MDアンダーソンでの講義や研修はどれも貴重なもの!分からないときは分からないと言って、周りの仲間にたくさん迷惑をかけつつ、助けてもらいながら、でした。

引き続き充実した研修になるよう、お祈りしております。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
藤原登茂(聖路加国際大学 大学院) 2017/08/03
保坂様
そろそろアメリカの生活に慣れてきた頃ではありつつも、毎日英語漬けですと頭がパンク状態で疲労も蓄積しやすいかと思います。
我々もスターバックスの「アイオープナー」を飲んでいた日々を懐かしく思い出していました。
Janisのdifficult conversations は帰国してからも臨床を助けてくれそうですね。私はMDACCの全てに圧倒されていましたが、日本で活かせることを探しながら研修を受けていました。
皆様のレポートを読みながら、また更に勉強させていただき、去年を振り返る良い機会となっています。ありがとうございます。

また、メンバーとdiscussion を重ね、自らをアウトプットすることが自分自身を整理できる良い機会となっていました。皆様もメンバーと充実したdiscussion、研修が進みますようお祈りしています!
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
島 久美子(元北里大学医学部 ) 2017/08/03
研修報告を楽しく拝見しています!
Dr. Walterのセッションは、昨年はなかったので、羨ましいです!
Dr. Walterの暖かく穏やかでかつ知的な空気に包まれてのセッションだったのではないかと想像しています。
私は以前、幸運にもDr. Walterにお時間をいただき、emotional intelligence についてお話を伺った事があり、今でも私にとって宝物のような思い出の1つです。
ぜひ帰国後に、我々にその貴重なセッションの内容や皆様の学びを共有していただけると幸いです。

渡米して2週間が経ち、アメリカでの生活に少しずつ慣れてくると共に疲れが出てくる時期でもあるので、無理せず体調管理に気をつけるとともに、残り3週間はあっという間にですので、どうか悔いのないよう意識的に過ごしてください。

引き続き、皆様の研修報告を楽しみにしています!
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day14
大迫 智(公財)がん研究会 有明病院 病理部 ) 2017/08/04
がん研有明病院 病理部の大迫智です。

早いもので渡米して2週間たち、生活のリズムも整ってきて、院内で迷子になることも少なくなりました。メンバーはみな元気ですが、朝から夕方までぎっしり詰まったスケジュールにやや疲労がたまってきた印象もあります。

病理医のJME参加は、昨年の田澤先生に続いて2人目ということもあり、本日は病理の見学について記載します。私のメンターは、田澤先生と同じく乳腺病理医のSahin先生です。Sahin先生は先週 夏休みだったため、病理の見学は今週からで、この2日間 術中切り出し+診断(Frozen)を見学しました。

この2日間の病理見学で驚いた点は以下の3点です。
1) 病理医が多い
2) 主にPathologists' Assistantが切り出しを行う
3) 術中に切り出し、外科医・画像診断医とのコミュニケーションをとる

1) 病理医が多い
MDアンダーソンでは年間 約2,500件の乳癌手術が行われており、その手術材料に加えて生検材料および他院標本を12人の乳腺病理医で診断しています。私の所属施設は日本一の乳癌手術数(約1,200件)ですが、乳腺病理医のスタッフは3人しかいません。それを考えると、うらやましいほどの病理医の数です。

2) 主にPathologists' Assistantが切り出しを行う
日本では手術検体の切り出しは病理医が行っていますが、こちらではPathologists' Assistantという職種があり、乳腺手術検体の90%の切り出しを彼らが行っています(残りの10%は病理フェローが行う)。以下でも述べるように、MDアンダーソンでは術中に手術検体の切り出しを行っており、Pathologists' Assistantは自分が切り出した検体の肉眼所見を早口でディクテーションしていきます。肉眼所見は日本よりもかなり詳細に取られています。病理医不足が叫ばれて久しい日本でも、このような切り出しおよびマクロ所見記載を行ってくれる職種があれば、病理医不足を補う一助になると思います。

3) 術中に切り出し、外科医・画像診断医とのコミュニケーションをとる
日本では術後にホルマリン固定した手術検体を切り出ししますが、こちらでは生の状態の手術検体を術中に切り出します。まず、検体のそれぞれの断端を3~5色の絵の具を塗って色分けし、5mmくらいのスライスで切り出します。そして、切片を並べて、迅速病理室にあるX線装置で標本撮影を行い、腫瘤および石灰化を確認します。病理医もある程度の画像診断の知識が必要で、X線像で腫瘤や石灰化が断端に近いと、すぐに画像診断医と外科医に連絡し、追加切除するかどうか、断端を術中迅速に出すかどうかなどをディスカッションします。迅速病理室は扉1つで手術室とつながっており、外科医が術中に迅速病理室に来て病理医とディスカッションする光景をよく見かけました。病理の垣根が低く、外科医が病理医とコミュニケーションをとりやすい環境は見習うべきだと感じました。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
向原徹(神戸大学医学部附属病院腫瘍センター) 2017/08/04
大迫 智先生
みなさま

レポートありがとうございます。
私も、MDAにいった際に、病理のobservationをしましたが、日本の状況とどう違うのか、正直あまり分からずにいました。書いてくださった記事で、よく分かりました。

特に3)のことは重要で、pathologistや画像診断医がチーム医療にどう深く関わっていくかのヒントがあるように思いました。

海外では、思った以上に疲れがでていて、普段ではありえない失敗をすることもあります。くれぐれも無理をしないように、十分休息はとってください。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
帶刀 朋代 (東京医科大学病院) 2017/08/04
JME2017の連日のレポートありがとうございます!
JME2011の看護師の帶刀(たいとう)です。

レポートを拝見し、年々アップデートされるプログラムをうらやましく思いつつ、留学から6年経過して、学びを実にできているかな?と振り返る機会をいただいています。

ありがとうございます☆

そしてあまりにも当時が懐かしくて、月曜日に自宅近所のTEXASというステーキ屋さんにTEX-MEXを食べに行ったことは内緒です。
(このお店にはフローズンマルガリータがなくて残念、当時はまぁ、よく飲んだ。)

泣いても笑っても、つらくても楽しくても、あっという間に過ぎてしまいます。
引き続き、また、帰国後も、ぜひ、シェアをお願いします!
多くの仲間と無事の帰国を待っています。

それと、三浦先生は一見優しそうですが、実は毒針を隠し持っています。
あまり近づくと毒されてこき使われますから、ほどほどに…笑

Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
佐々木(久留米大学) 2017/08/04
保坂様 皆さま

いつも楽しく皆様からの投稿を拝見させていただいております。

>17時からは三浦先生にCVの書き方やメンターシップ、ビジョンやミッション等についてご指導をいただきました。先生のご経験を踏まえたお話は大変興味深いものがあり、有意義な時間を過ごすことができました。

CVの講義があったのですね!個人的なキャリアディベロップメントに関して、帰国後の働き方に最も影響があったのは Creation of CV の講義でした。時折、JME2014以前と現在のCVを見比べるのですが、その度にJMEに行かせていただいたことの有難さを噛みしめます(今もなお、まったくもって不十分な実績ですが。。。)。

JMEメンバーとの共同生活もかけがえのない経験だと思いますので楽しんでくださいね☆
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day15
菊池真理 (国立がん研究センター中央病院) 2017/08/04
がんセンター中央病院放射線診断科 菊池が報告致します。
あっという間に2週間経ちまして、メンバー各々専門領域での見学や講義も始まりつつあります。
本日AMはチームに分かれて、Inpatient Nursing RoundsとInfusion clinicの見学を行いました。
Bチームの私は後者でNurseが投薬の準備から点滴を施行し、モニタリングするのに同行しました。薬剤の取り出しに”指紋認証”が必要だったり、多くの事項を電子カルテのチェックボックスに入力し、デジタル化が目立つ一方で、点滴開始前には遠くにいる別のNs.を探して、患者さんの部屋まで来てもらい、2人で名前と薬の一致を確認、さらに最後は患者さんも交えて3人で確認しており、最終的にはアナログの”指さし確認”が必要なのは日米共通だと感じました。
PMはメンターに関する講義で、そのあり方について学びました。Role playでは、じわじわと露呈されはじめたメンバーの貴重なキャラクターが発揮され、一同爆笑のうちに終了しました。
この頃毎日、腹筋を痛める様な大爆笑がメンバー内でおきています(^-^)。

Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
島 久美子(元北里大学医学部 ) 2017/08/04
菊池先生、素敵な研修レポートをありがとうございます!
運用とシステムのバランスがどこにあるのか?その運用やシステム設計の根底にある価値観や方針は何か?など色々と考えさせられます。

腹筋が痛くなるほどの大爆笑を毎日仲間と共有することは、チームビルディングの成功要因の1つだと私は確信しています!
我々も毎日何度も大爆笑して笑いを共有して過ごしました。残りの研修期間、更に笑いにも学びにも磨きがかかり収穫の多い研修になることをお祈りいたします!
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
山上睦実(東京大学医学部附属病院) 2017/08/04
JME2017の皆様

研修報告、いつも楽しみに拝見させていただいております。
MDAでの皆さんの体験から新たな発見や気付くことも多く、病理の見学や放射線治療室、病棟のラウンドや様々な講義での経験を思い返し再度理解を深めています。ありがとうございます。
そしてじわじわと露呈されはじめたメンバーの貴重なキャラクター、腹筋を痛める大爆笑のあたりはぜひとも詳しくお伺いしたいところです。

皆様体調を崩されたりされてはいないでしょうか?
食事と睡眠はとれていますか?
少し休息もとりつつ、素敵な思い出を積み重ねていってくださいね。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
守田(国立がん研究センター中央病院) 2017/08/04
菊池先生お疲れ様です。
先生のいなくなった読影室が寂しく思いながらも、きっと元気に頑張っているのかと思っておりました。
先日の大塚先生の写真で、菊池先生が溶けそうになっていたので、暑さに負けていないか心配でしたが楽しんでいるようで何よりです。あっという間に時間が過ぎてしまうと思いますが、少しでも多くのことを体験し、日本にいる僕たちにFeedbackしていただけるのを楽しみにしています。
残りの研修期間も体調に気を付けて頑張ってきてください。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day16
那須いずみ(虎の門病院) 2017/08/06
虎の門病院薬剤部の那須です。

“It’s Friday today!! Woo-Hoo!!”
診察前の薬剤師、医師、ナースプラクティショナー(NP)、看護師などが集まっている部屋に挨拶代わりに響き渡る金曜日です。
GYN(婦人科)の外来担当している薬剤師に同行しました。本日はColposcopyが多いということでした。患者さんが快く同意していただいたおかげでColposcopyを見学することができました。日本で見学したことはないのですが、NPがクスコを入れて酢酸で処理をします。その後医師が診察室に来て肉眼所見をとります。幸い、見学した患者さんはなにもないとのことでした。(酢酸による変化を見学することはできませんでした…)
次に卵巣がん術後アジュバント療法にパクリタキセル+カルボプラチン初回投与の患者さんについて薬剤師と一緒に検査項目などをチェックしました。検査値や既往歴などチェック項目は日本と同様ですが、こちらで投与量を入力するのは薬剤師です。それに医師が了承して投与開始となります。当患者さんは他院で手術後で、ケモはMDAで行いたいという希望で来院されており、腹水ドレナージ後であったり下肢浮腫があるという情報が予診したNPから報告されました。薬剤師、医師、NPでケモをすることについて少し話し合った後、実施するということになり、薬剤師と医師が同時に患者に説明に行きました。医師が今までの経過を説明し、ケモに同意するサインをもらうだけでした。実は朝7時半からの集団で卵巣がんやその治療方法について学んでおり、個人的な質問などもほとんど済んでいる状態だったそうです。その場は患者同士で経験などをシェアできる場でもあるそうです。日本でも、意図せずして患者さん同士話しているところに入って話すことになることがありますが、そうすると他の患者さんの発言で質問や疑問点が整理できたり、理解が進むということメリットもあるかもしれないと思いました。もちろん注意する点は多々あるとは思いますが、MDAではほとんどの患者さんが他の患者さんと一緒に教育を受けることを拒否せず、満足度が高いというフィードバックがあるようです。

夕方からHouston Astros対Toronto Blue Jaysの野球観戦に連れて行っていただきました。ちゃっかりスーパーマーケットでAstrosのTシャツをゲットしていた私たちは着替えて観戦です。ちょうどMinute Maid Parkに着いて、グッズ売り場にいるときに国歌斉唱があったのですが、レジを止めて、買い物の手を止めて、全員が胸に手をあてて国家を聴く姿勢は日本人からは異様であるものの、国民の一体感を感じてすばらしいと思いました。
ビールとナチョスを楽しみながら観戦していたら16対7でAstrosの圧勝。最後は球場の屋根が開いて花火をみました。家路につくころにはもう23時…。

It’s Friday today!! Woo-Hoo!!
明日は休日です♪
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day17
大塚 亮(国立がん研究センター中央病院) 2017/08/06
国立がん研究センター中央病院の大塚です。

17日目の今日は土曜日ということもあり、JanisとNickがNASA宇宙センターに連れて行ってくれました。ロケットの大きさにただただ圧倒されました。トラムツアーにも参加することができ、Houstonに来て一番興奮したと話すメンバーもいるほどでした。
お昼はラーメンバー陣屋でランチ。とんこつラーメンのお店です。あまり期待せずに食べましたが、日本で食べるのとあまり変わらない美味しさでした。満足。

夕食の後はみんなでUSメンターを招く日本食パーティーについて、さらにグループワークのテーマについて、話し合いました。いずれも方向性が見えて来たような気がします。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
陶山久司(鳥取大学医学部附属病院 腫瘍内科) 2017/08/07
大塚先生、JM2017の皆様

いつも楽しく拝読しています。
「Houstonに来て一番興奮した」って…(笑)。
お休みの時にヒューストン自然科学博物館にいかれるのもお勧めです。

皆様がうらやましいです。

Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
田中美帆(大垣市民病院) 2017/08/07
大垣市民病院の田中です。

本日は、ヒューストンに来てから3回目の日曜日をむかえました。毎日のように新しい発見があり、とても充実した日々を送っています。

日中は、ミュージアム、メンターとの昼食、部屋掃除、週の振り返りなど、それぞれの時間を過ごしました。

19時からは上野先生との2回目のミーティングを行いました。
今回の内容は、日本とMDアンダーソンの違いと、MDアンダーソンはどのように変化してきたか、どう活用するか、Vision、Mission、Goal、core1 values、Curriculum vitaeでした。

1週間かけて再検討していきます。

その為にも、講義やラウンドでは、視点を広げ、質問をし、学びを深めたいと考えています。

今後もよろしくお願いいたします。

Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day19
村上朱里(愛媛大学医学部附属病院乳腺センター) 2017/08/08
愛媛大学乳腺センター村上朱里です。
本日はDay19, 3週目の始まりで研修もほぼ折り返し地点に差し掛かっています。
研修が進むにつれ、メンバーと感じたことや考えたことを共有する時間も増え、同じものを見ていても違うことを感じていたり、同じことを感じていて何故だろう?と一緒に考えることが出来たり、素晴らしい仲間たちにとても刺激を受ける毎日です。

さて、今日はチームごとに午前・午後と分かれてDr.Limの外来見学でした。
MDアンダーソンで患者さんが医療スタッフと話しているのを見るたびに感じていた「日本で出会う患者さんと何か違う」という印象を受けていたのですが、その答えのひとつとして、先日上野先生から「患者力をつけること」について教えて頂きました。
英語で言うと「Patient empowerment」であり、empowermentを調べると「人びとに夢や希望を与え、勇気づけ、人が本来持っているすばらしい、生きる力を湧き出させること」(Wikipediaより)とあります。いわゆる「患者教育」という医療スタッフから一方的に提供されるイメージとは異なり、患者自身が主体性をもち、病状を理解し、またそのための医療者と質問を通した対話を出来るようサポートしていく、というあくまで患者が主体となった概念であり、これも大事な医療行為のひとつであると現在のアメリカでは認識されているとのことです。
またアメリカでは小児科でも医師が患者である子供自身に「質問はないか」と聞き、子供の時から医師に質問をすることが当たり前の感覚が養われていくということも教えて頂きました。確かにこちらで外来を見ていると、診察の最後に「質問はないか」と聞いていることが多く、患者さんも「○○の治療の方がよいのではないか」「どうしてこの治療になるのか」と質問している姿をよく目にします。そして、診察室を出ても多くはサバイバーであるボランティアの方と病気について話をすることが出来たり、図書室へ行けば驚くほど多くの資料や本、DVDなどが置いてあり、エンパワーメントするためのサポートが為されているのを感じます。
今日のDr.Limの外来でも患者さんが質問をし、その質問に答えることで双方向の対話が生まれ、信頼関係が築かれていく様子を見ることができ、「患者力をつける」ことは満足度の高い医療に繋がるのではないかと感じました。
もちろんLim先生のコミュニケーション能力やお人柄も見習うところが多く、日々少しでも多く吸収出来ればと思っています。
チームのプロジェクトも始動し、タイムマネジメントが求められる日々です。体調管理をしながら頑張っていきます。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
藤澤陽子(千葉大学医学部附属病院看護部 ) 2017/08/08
村上先生 みなさま

いつも活気あふれるご報告ありがとうございます。
とても刺激になります。
患者力をつける、と、empowerment、村上先生の見解がとてもしっくりきました。
夢や希望、勇気、人が本来持っているすばらしい生きる力を湧き出させること!
日本語で患者力をつけるというと、おっしゃるように、患者教育とか、知識を増やす、自律といった考え方になりがちですが、そうだよなーと心に沁み入りました。
その姿勢を大切に私もがんばっていきたいと、empowermentされました!

気づかぬうちにお疲れがたまっていることもあるかと思います。休息も大事にしながら楽しんでください。

2015 ふじさわようこ
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
吉井由美 (奈良県立医科大学) 2017/08/09
皆様
いよいよ研修も折り返し地点を迎えたとのこと、本当に楽しい時間はあっという間にすぎてしまいますね。
患者力のお話、私も禿同です。
ボラ先生の人間力もすごいですよね。
彼女のハグにはどんな人も幸せにしてしまえるパワーが宿っている気がします。

それから、自分のキャリアを見つめなおし、Mission/Visionについて腰を据えて真剣に向き合う機会というのは本当に貴重ですよね。
日本に帰ってきてからはついつい日常に埋没してしまいますが、この時の経験がなければきっとそんなことに気づきもせずに通り過ぎてしまっていただろうなと思います。
Mission/Visionを生み出す苦しみは大変なものがありますが、苦しむ価値はあったとしみじみ思いました。
とはいえ、まだまだ日々これでいいのだろうか?と悶々とする日々ですが…。
渡米中は、8人の仲間で過ごす時間も多いと思うので、ぜひご自身のMissionやVisionについて、そして考えるプロセスについてシェアしてみてください。
またMDAでお世話になっているいろんな人に同じ質問をぶつけてみるのも効果的です。
バックグラウンドや考え方はそれぞれ違いますし、おそらく一つとして同じ答えはないはず。
それからその時はWhy?と聞くのも忘れずに。
ぜひたくさん質問し、たくさん話して理解を深めていってください。
そして今ここでしか感じることができない経験や、その時に感じた印象の鮮度を保ちつつ、これから皆さんの中でじっくり噛みしめ、消化していってください!
MDAでひと回りもふた回りも大きく成長された皆さんとまたお話できる機会を楽しみにしています!
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day20
田巻 倫明(福島県立医科大学) 2017/08/10
福島県立医科大学の田巻倫明です。
Day 20(8/9)の報告です。
本日は、Team Aは、MD Andersonの本院から車で約1時間離れたMD Anderson Cancer Center Woodlandsに見学に行きました。米国や世界中から患者が集まる最先端のがんセンターである本院と違い、Woodlandsでは同等のがん医療をCommunity Hospitalで提供しようという趣旨の病院です。MDAのみで運営しているのではなく、St. Luke's病院と提携して、MDAは主にがんの「治療」を主に地域の患者さんたちに提供しています(建物自体は、MDAのものではなく、St. Luke'sのものだそうです)。本院よりも規模は小さく、雰囲気も落ち着いていました。
 Kirby Place Apartmentを朝6時に出発し、到着後にすぐに7時からの乳癌のMultidisciplinary conferenceに参加しました。画像診断医、内科腫瘍医、外科医、放射線科医、病理医などが参加しており、乳癌関連の全患者の治療方針についてこのカンファレンスで検討し、決定するとのことでした。その後、乳腺外科のReyna先生について、外来でのチーム診療を見学しました。Reyna先生、Nurse practitioner、Nurseの3人で、情報共有し協力しながら、楽しそうに外来診療をこなしていたのが印象的でした。MDAのような大規模で臨床・研究・教育とも最先端な病院で研修していると、これが米国の全てのような印象を持ってしまいがちでしたが、実は、アメリカでの医療の大半がこのようなCommunity Hospitalで行われているとのことです。MD Andersonが本院と同様の方針でかつ同様の質でCommunity baseの医療を進めていこうという取り組みなのだそうです。外来見学の後は、昼食をReyna先生とNurse practitionerのSueさんと近くのTexMexのレストランで頂きましたが、色々な話を聞くことができ、大変勉強になりました。
 午後はまた1時間かけて本院に戻り、JanisによるLeadershipについての講義・討論があり、Breast Cancer Management Conference、Dr. DeSnyder先生のリンパ浮腫の講義に参加して、同日の予定を終了しました。
 今日で研修も折り返しです。後半も頑張りたいと思います。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
尾崎 由記範(虎の門病院) 2017/08/10
田巻先生、皆様

お疲れ様です。いつも研修報告を楽しく拝見しており、勉強させていただいています。
MD Anderson Cancer Center Woodlandsの見学、素晴らしいですね。2016はそこには見学に行っていないです(よね?)。また、2016ではなかったリンパ浮腫の講義も興味深いです。
日本は台風の影響か、天候が不安定です。引き続き体調に気を付けて充実した研修を楽しんでください!
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day21
保坂ルミ(福島県立医科大学附属病院) 2017/08/12
福島県医科大学附属病院の保坂ルミです。Day21の報告をいたします。

MDACCでは多岐にわたるチームがSurvivorship Support Serviceを提供しています。
本日は、午前中Breast Survivorship Clinicの見学をしました。このClinicでは、基本的に乳がん治療後5年を経過した患者さんのフォローアップを行っています。1人30分間の予約枠で、1日10人~15人程度の患者さんにANPが対応していました。ANPは、患者さんのHistoryや診察から状況を評価し、細やかな指導やケアはもちろんのことBone Health ClinicやDepartment of Clinical Nutrition等との調整を行っていました。患者さんの一人がリンパ浮腫治療である弾性着衣を着用していました。ANPは、自宅でのセルフケアの状況を確認しつつPositiveなフィードバックを繰り返していましたので、患者さんのモチベーションは随分と高まったのではないかと感じました。その後、ANPは着衣の替え購入のための助成申請文書を作成していました。ちなみに日本では着衣購入の際に医師の診断書(指示書)が必要で、私の施設では患者さんの手元に届くまで数週間を要します。必要なことが効率よく進められていることを羨ましく思いました。
今後、日本におけるSurvivorのサポートについては検討されるべき課題が多くあると感じました。

MDACCの研修においてはじめから感じていたいことですが、とにかくどこに行っても患者-医療スタッフ間、医療スタッフ間のコミュニ―ケーションが素晴らしい。もちろん日本との文化の違いはあるのかもしれませんが、このスキルが関係性(信頼)の構築、患者の満足度向上に繋がるとすれば、日本においても意図的に何らかのことはできないものかと考えさせられました。まずは、自分の身近なところから見出していきたいと考えています。

 午後からはProton Therapy Centerを見学しました。このセンターは2006年にオープンし、前立腺、肺、頭頚部、食道等に対して先進的放射線治療を提供しています。なんと朝4時から夜12時まで稼働しており、1日100人以上の患者さんが治療を行っているとのことでした。メディケア(65歳以上の高齢者身障者向けの公的保険制度)の適応になっているようです。見学担当者のChamblee氏は、治療後も身体への影響が少ないことから治療と仕事や学業との両立が可能であることを強調されていました。小児への治療体制では、preparationとして木製おもちゃの治療台が用意されていたり、セデーションのための部屋が整備されていたりしました。そしてこのセンター自体にもPatient Libraryがあり、図書やパンフレット、DVT閲覧やネット検索等が可能となっていました。最新の医学および看護学の学術雑誌も用意されていました。
 その後、病棟Nursing Ethics Roundsを見学しました。病棟の看護師さん、Dr. Neumannも参加され、ケースに対するディスカッションを行いました。最後にチーム全体でDr. Neumannとミーテイングを行い、これまでの経過の報告や今後の予定調整などを行ってMDACCをあとにしました。

メンバーそれぞれに少し疲れが出てきているように思えますが、力を合わせて頑張っていきたいと思います。
お世話になっている皆様、本当にありがとうございます。

() 2017/08/12
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
佐治重衡(FMU) 2017/08/12
このSurvivorship Support Service.
おそらく第3次対がん基本計画のコンテンツになっていくので、ぜひよく勉強してきてください。体力的にもきつくなっているとおもいますが、適宜さぼりながら(?)がんばってください
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day22
大迫  智(公財)がん研究会 有明病院 病理部 ) 2017/08/12
がん研有明病院 病理部の大迫智です。

JME2017も早いもので22日目、残すところ2週間ちょっととなりました。グループでの見学やレクチャーに加えて、各自の専門分野の見学、ミッション・ビジョン探し、CV(履歴書)作成、プロジェクトの準備などに追われ、忙しい毎日を送っています。

この日も、典型的な忙しい1日でした。午前中にホスピス見学、午後はバーンアウト(燃え尽き症候群)のレクチャー、アパートに戻って プロジェクトの準備、上野先生とのミーティングと続きました。

本日は、ホスピス見学について記載します。

【Houston Hospice】
MD AndersonのFaculty Centerから2ブロックのところにあるホスピスです。ヒューストン市長の邸宅だった場所を年間1ドルで借りているとのことで、手入れが行き届いた明るい庭園と格式のある建物でした。現在、ヒューストンには80以上のホスピスがあり、施設間の競争が激しいのですが、Houston Hospiceは非営利であることと、小児を扱っていることを特徴としています。

【ホスピス患者】
患者は余命6ヶ月未満であることを医師が証明した人です。ほとんどががん患者かと思っていたら、驚いたことに がん患者は30~40%で、過半数は非がん患者(慢性心不全、COPDなど)です。

【ホスピスでの多職種チーム】
ホスピスでの多職種チームは、通常の診療における多職種チームとは大きく異なります。看護師、ソーシャルワーカー、チャプレンが主役で、医師はどちらかと言うと脇役です。
ソーシャルワーカーというと患者・家族を支援する職種と漠然と思っていましたが、こちらでは心理学もしくは社会学を専攻した学士号もしくは修士号を持ち、専門性があります。
チャプレンはホスピスに特徴的な職種で、もともとは“教会でなく社会組織に使えるキリスト教の司祭”のことです。キリスト教由来の職種ですが、Houston Hospiceでは宗教性をそれほど出していません。Spiritualityを扱い、患者の話を聞いて、心を平穏にするのが仕事だと言っていました。患者には “Are you in peace?”、“How do you want to die?” とよく尋ねるそうです。
これらの職種以外にも、ボランティア、Bereavement coordinatorという残された家族に対するケアをする職種もあります。

【ホスピスでの4つのケア】
在宅ケア、入院ケア、クライシス・ケア、家族ケア(Respite for family)の4つのレベルがあります。患者の大部分は在宅で診ていて、現在250人ほどだそうです。入院ベッドは30床ほどで、状態が悪くなったときに入院するため 入院期間は5~7日です。空きベッドも多く見られました。クライシス・ケアは患者の症状が強いときに、看護師が家で24時間付き添うケアです。また、家族が休めるためのケアもあります。

ホスピスを訪問するのは初めてで、訪問前は末期患者が多数入院している 暗い施設かと思っていました。しかし、最初に現れたDr. Trinhが非常に元気で明るい医師でホスピスのイメージが変わりました。また、ホスピスにおけるチーム医療は、通常の診療におけるチーム医療とは大きく異なりますが、職種の専門性が確立している点は共通しているように思いました。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
坂東 (つくば) 2017/08/15
皆様の報告、日々楽しみにしています。たしかにhouston ホスピスは癌の方のみならず他疾患の方が多くいらっしゃることで、一人一人の人生を医療がどのようにサポートできるか、という本質が見えやすくなりますね。がん診療の専門性のみならず、さらに医療について広い視野を得られるチャンスですね。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
菊池真理 (国立がん研究センター中央病院) 2017/08/16
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day23

ご報告が遅くなりまして、申し訳ございません。Day23、我々Bチームはgroup workはなく、皆それぞれのmentorにお会いしたり、専門領域に参加していました。
私はmentorの先生がメキシコでの講演+会議出張、その後のお仕事がお忙しく、2週間程お目にかかれず、それが叶わずにおりましたが、本日MRI検査の見学ができましたので、日本の病院(私がこれまで所属していた病院に限りますが)との違いを3点挙げさせて頂きます。

①外来検査と入院患者用が完全に分かれている。
MRI inpatient (Main building) total 3台:3T 1台、1.5T 2台
MRI outpatient center (ACB4) total 5台: 3T 2台(GE)、1.5T 3台(2台GE,1台Siemens)
で本日見学させて頂いたOutpatient centerでは、Breast imaging は午前のみ(AM7時~PM13時):3T 2台でtotal 16件/day をこなしていました。

②Breast MRI撮像で重要な腹臥位でのpositioningをとても丁寧に行っている点が(大変失礼ながら)意外でした。Breast coilには乳房の深さにあわせて取り外し可能なクッションが2段階で存在し、患者さんの皮膚が接する部分にはpartごとに折り方を変えた手ぬぐい状のものを置き、とてもきめ細やかな技でびっくりしました。

③撮像プロトコールをPhysics doctorが作成している点。
Physics doctorはRadiologistではないので、読影はせずに、技師、放射線科医と話し合いを行い、適切はプロトコールを作成している様です。

MRI撮像は朝7時から開始で多くの検査をこなし、(またしても失礼ながら)私の勝手に懐いていた米国のイメージとは異なり、High volume centerの実際は日米共通だと認識しました。Resourceの違いはありますが、効率化と専門性に特化している点は見習うべきだと思います。
乳房MRI読影に関しては未だ見学できていないので、後日ご報告できたら…と思います。
残り10日となりましたが、本日より専門領域の研修が本格始動致しましたので、悔いのない様Bestを尽くしたいと思います。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
守田(国立がん研究センター中央病院) 2017/08/16
菊池先生 お疲れ様です。現地レポートありがとうございます。
いま日本にいてJMEに参加していない自分としては、日米の違いは大変興味があり、アメリカの医療を参考にどのような形で日本にFixさせていくことで最善の方法になりえるのか・・色々教えていただきたいです。
つまりこれからは国がんでもMRIの検査をガンガンやってくれるということでwwよろしくお願いします。
残りの期間が少しずつ短くなってきましたが、皆様体調に気を付けて少しでも多くのことを体験して、またいろいろな話を聞かせてください。そしてお土産待ってますw
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day24
那須いずみ(虎の門病院) 2017/08/16
Day24土曜日の報告をいたします。
休日なので、メンターのTheresaとNeelamがランチ、ショッピングに連れていってくれました。
まずランチはLocal foods。
まるで表参道にあるような(?)人気のカフェレストランでおしゃれなサンドイッチやスープ、サラダなどをいただきました。
どれも素材にこだわっているようでおいしかったです。さすが女性2人のセレクト!

次はGalleriaで2時間半ショッピングです。私をはじめ、女性5人は時間が足りな~い!広くていろいろなお店やデパートが入っているモールです。

夜は明日の日本食パーティーの仕込み&盆踊りの練習をしました。テレビにYouTubeの盆踊り動画を流し、メンバーの一人が盆踊りの師匠となり、みんなに手解き!一体感も出てパーティーの楽しい前夜祭になりました♪

夕飯はUBEReatsのリベンジです。(前回、他人のオーダーと間違えて渡されるという交付間違いのインシデントがあり、料金は無料になったものの、ものすごく辛い料理を食べました…)
おいしい麻婆茄子に感動しました。中華がヒューストンで食べたくなったら出前です!

メンターなどからプロジェクトの準備の進行具合を聞かれて耳が痛い毎日ですが、今週から本格的に全員で話し合い始めたのでメンバーの足を引っ張らないようにがんばろうと思います。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day25
大塚 亮(国立がん研究センター中央病院) 2017/08/17
Day25 日曜日の報告です。

本日はこれまで大変お世話になっているメンターたちをお招きして日頃の感謝の意を込めてBon Dance Partyでおもてなしをさせていただきました。
前日に必要な食材の買い物を済ませ、当日は朝の10:30から準備を開始。女性メンバーは日本食(たこ焼き、唐揚げ、茶碗蒸し、そうめん、カレー、おでんetc)の準備を、男性メンバーはお部屋の飾り付けにとかかりました。なんだか学生時代の文化祭のようで準備も楽しく感じられました。

Partyがスタートすると、会話も弾み、メンターのみなさんも日本食を楽しんでくれたようでした。ラムネは意外と好評だったようです。やはり日本食を食べると落ち着きますね。
また、当日は田中さん、翌日は菊池先生の誕生日ということもあり、実は二人に内緒で準備していたケーキでみんなお祝いしました。メンターの先生たちからもサプライズの誕生日プレゼントもあり、二人は大満足。メンターの家族も参加してくださり、総勢20名を超え、大いに盛り上がりました。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、前日練習した盆踊りを披露せずに終わってしまったのが唯一悔やまれます。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
田中  美帆(大垣市民病院地域医療連携部緩和ケアセンター) 2017/08/17
8月14日月曜日、大垣市民病院田中が報告させて頂きます。

本日はDay26残り2週間となりました。
最初は、予定されていたプログラムに取り組みました。近日は、関心のある分野や、プログラムの学びからさらに深めたい部分、チームプロジェクトにつながる内容などに関して、メンターと相談し、あらたなプログラムに取り組み始めています。
私自身は、先週のpalliative care unitのプログラムにおいて、chaplainの役割や取り組みを、また、自分のVisionとMissionからChild Life Specialistの取り組みをより深く知りたいと考えました。また、自施設に比べ、Social Workerが退院支援・調整や医療・福祉面だけに限らず、家族のアセスメントとケアを包括的に行っていることが分かり、とても関心を持ちました。
 本日のプログラムに、WOCN Observation がありました。チームごとに分かれ、Aチームは11日、Bチームは本日でした。
 日本と同様に、ストーマや褥瘡、スキンケアなどを中心にコンサルテーションを受けて行われていました。その中でも、日本との違いがあったことは、次の3点です。
①術後の創部やドレーン挿入部への対応:日本では形成外科医と共に行うことはあっても、看護師のみで処置などをすることはありませんが、MDACCでは看護師が対応していました。
②外来対応:日本では皮膚・排泄ケアに関連する看護師が外来でフォローをしていますが、その前に医師の診察も受けています。MDACCでは医師と相談できる体制はありますが、基本的には看護師のみで外来も行ったり、Home doctorからのコンサルテーション対応をしていました。
③教育体制:日本での教育体制は、施設によって様々でありますが、入院中の指導や外来フォロー時の再確認、問い合わせ対応などがあると聞いています。MDACCでは、「Patient Education」という書面で渡す資料が充実し、My MD Andersonという患者用のホームページではビデオでも再確認できるようになっていました。そして、看護師は患者宅に電話で連絡し、他のアイデアや問題などを相談する機会を作っていました。さらに、My Cancer Connection「Survivors‘ Support Team」があり、ボランティアサービスとして患者・家族のサポート体制が整えられていました。

 手術、化学療法などにおいても、処置をする前のタイミングからしっかりと患者と家族が再確認できる方法で説明し、自宅療養中のサポートも充実していました。この体制があることで、患者・家族は在院日数が短いことによる不安は少なく、自宅で過ごしたいという本来の希望を叶えることにつながっていると言われていました。

これまで、多くのMDACCのスタッフに関わって頂きました。共通して説明の中に含まれる言葉が「Patient First」でした。他のことは意見が分かれました。
このことから、MDACCの医療スタッフ同士が、ディスカッションを効果的に実施出来たり、尊敬しあう関係性を構築できることは、「Patient First」という概念を共有し同じように意識されていることによるのではないかと、現時点では考えています。

皆さまのサポートにより、とても充実した時間を過ごしています。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。



Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
苅谷三月 (岐阜大学医学部附属病院) 2017/08/17
田中さま、2017メンバーの皆さま


学びをシェアしていただいて、ありがとうございました。
様々な刺激を受けて、多くのことを吸収されていることが伺えます。

『MDACCの医療スタッフ同士が、ディスカッションを効果的に実施出来たり、尊
敬しあう関係性を構築できることは、「Patient First」という概念を共有し同
じように意識されていることによるのではないかと、
現時点では考えています。』

チーム医療を行う時には、とても重要なことだと思いました。

残された研修の時間を大いに楽しんで、学んできてくださいね。
2月のアカデミーで皆さまの学びを教えていただけることを楽しみにしています
(^^)/


Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day27
村上 朱里(愛媛大学医学部附属病院乳腺センター) 2017/08/17
気づけばDay 27,あっという間にここまで来てしまいました。
愛媛大学乳腺センター村上朱里です。

JMEのプログラムの中では、お忙しい先生方が時間を取ってくださって、ランチの時間に講義やミーティングが行われることがあります。本日はDr.Shenと統計についてのミーティングでした。
私たちの進めているプロジェクトの研究計画について相談させて頂いたのですが、当然のことながら臨床研究においてプロトコルがしっかりしていないと研究の成功はあり得ません。
漠然とした相談であったのにも関わらず、何が必要でどのような実施方法(研究の型や割り付け方法など)が適していると考えられるのか、非常に簡潔かつ丁寧に教えて頂き、とても勉強になりました。実際の現場でも研究計画・マニュアル作成には多くの人がチームとして関わる必要がある部分であり、どういったことをどのように伝えるべきか、という点は今後にも役立つのではないかと思いました。

残りの日数が見えてくると焦る部分もありますが、一日一日を最大限活用しながら過ごしていけたらと思います。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day28
田巻 倫明(福島県立医科大学) 2017/08/18
ヒューストンに到着してから4週間がたちました。
福島県立医科大学の田巻倫明です。Day 28の報告を致します。

JMEでは乳癌や骨髄移植関係の診療を中心に研修していますが、乳癌の放射線治療については予定された見学がありませんでした。本日(8/16)、放射線治療科の乳癌担当医の Strom先生の外来を見学させて頂きました。一番知りたかったことは、初心者のような質問で申し訳ないくらいですが「MD Andersonでは乳癌の術後照射にIMRT(もしくはVMAT)を使っているのか?」でした。臨床の実践は見てみなければわからないことが多いように思います。Strom先生に色々質問して教えてもらいましたが、こちらでは、乳癌の術後照射には、IMRT/VMATは使われていません。IMRTで対側の乳房に不必要な放射線を照射することは、完治率も高く年齢も比較的若い乳癌の患者で避けられるべきだ、という考えです。3D conformal techniqueの接線照射が(Field in Fieldを使って)使われています。こちらで優先されていることで印象が強かったのが、①患者のPositioningに細心の注意を図っている、②左側乳房の照射では心臓への直接のX線照射を避ける(Deep breath-hold technique: 吸気息止め法も使う)、③内胸リンパ節転移のリスクが高い症例には電子線を用いてその領域を積極的に照射する。

少し自分の興味に偏った報告ですみません。これ以外にも私はいろいろ質問しましたが、Strom先生は細かく丁寧に説明して下さり、非常に参考になる見学でした。また、患者さんへの接し方が非常に丁寧で、絶大な信頼を得ている先生でした。


佐治先生:
先生の仰る通り、笑い声が響き渡る先生でした。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
佐治重衡(fmu) 2017/08/18
アンダーシュ ストローム先生ですね!
笑い声が張りがあって高らかで、ほーっほっほ という声を覚えています。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
松本奈都美 (聖マリアンナ医大 ) 2017/08/18
日々の研修や、専門的な内容、楽しい週末の様子も報告ありがとうございます。

統計の相談もされ、プロジェクトの作成にも力が入っている頃でしょうか。
普段、多職種で研究も含めたプロジェクトを考える機会はあまりないので、各職種全員が関われるプロジェクトを作成するのはなかなか難しいことだと思います。統計も難しいですよね...

昨年、私たちはメンバーそれぞれの普段の仕事内容やMission/Vision、日頃感じている問題点などを話し、お互いに理解することから始めました。他の職種が何をしているか知らないことも多いので、まずお互いのことを知る、ということは大事だなと感じました。
何度も話し合いを重ね、最終的に発表できる形にするまでの過程は大変ではありましたが、貴重な経験となりました。
発表当日はMDAの先生方やメンターの方々からたくさんのコメントをいただけるので、とても勉強になると思います。

最後の方は時間に追われた記憶があります...まだ時間はあるかと思いますが、タイムマネージメントと体調管理をしっかりされて、最終発表に臨んでくださいね。
そして、ぜひ勉強したことをシェアしてください!
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day29
保坂ルミ(福島県立医科大学附属病院) 2017/08/21
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day29
福島県立医科大学附属病院の保坂ルミです。29日目の報告をいたします。

本日、私はATC Tourに参加しました。MDAでは、ATCとして6つのセクションに別れており、その一つを薬剤師さんについて見学しました。主として治療室(個室に電動ベッド、モニタ―、輸液ポンプ、洗面台、クローゼットを完備、付き添いは1人まで)、調剤室等の見学とフローについて教えていただきました。薬剤部門のボードには、薬剤師さんとPharmacy Techniciansのシフト表(朝6時~21時)が張り出されており、土・日曜日も稼働していることを考えると対応できる患者数は必然と多くなります。ちなみのこの日のMDA(ATC)全体では400人の患者さんが外来化学療法を受けたようです。ここ1か月では平日約350~500人/日、週末約130~230人/日の患者に対応していました。日本では考えられないことです。
薬剤師さんは治療を受ける患者のデータ、プロトコール等を確認し、ラベルの発行、調剤薬剤へのラベル貼付、抗がん剤の受け渡し等システマティックに行っていました。ある患者さんへ投与する薬剤の「Preparation Protocol」という用紙を見せていただきましたが、40~50項目にわたりpreparationの詳細が記載されいました。他に貼付するラベルに抗がん剤のロット番号が記載されていたことや患者が持参するAmbulatory Infusion Pompについてカルテのシステムに必要事項を入力し、ポンプを看護師さんに届ける等の管理を行っていたことは私にとって新しいことでした。
午後からは、Pathology Tourに参加しました。Dr.Sahinからレクチャーを受けた後に実際のPathology部門を見学しました。普段は患者さんの病理結果のレポートを読む程度なのですが、レクチャーを通して理解が深まり(Tumor Size、Margin Evaluation、Breastの特徴等)、Frozen SectionやImmunocyto-Chemistryなど実際の部門見学を通して最終レポート結果に至るまでのプロセスを知ることができました。特に切除した組織の断層撮影が可能なこと、そして何よりもレポート結果が数日ということに驚きました。
また、この日は上野先生とのディスカッションがありました。主にMDAに関すること、MissionとVision、Servant Leadership等についてでした。この時間の後には、いつも自分と向き合う時間ができます。

学べば学ぶほどに学ばなくてはならないことが多くあることに気づく毎日です。

Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day30
大迫 智(公財)がん研究会 有明病院 病理部 ) 2017/08/22
がん研有明病院 病理部の大迫智です。

JME2017も早いもので30日目、残すところ1週間です。本日は、午前中はATC(外来治療室)見学、午後にMBTI (Myers-Briggs Type Indicator) のレクチャーを受けました。本日のMBTIを含め「リーダーシップ・キャリア開発」の研修は、今後将来に渡って役に立つであろうと感じています。

「リーダーシップ・キャリア開発」のレクチャーは、2月のリーダーシップ・アカデミーでもありました。しかし、初めて聞く概念で 時間やトピックも十分ではなかったので、個人的には十分に理解できたとは言い難い状況でした。JMEでは8人の少人数で、毎回各テーマについてロールプレイを含めたレクチャーを受け、理解が深まってきました。

この日のテーマであるMBTIとは、4つの指標で性格を16タイプに類型化する、自己理解のための指標です。4つの指標には、① Extravert vs. Introvert、② Sensing vs. iNtuition、③ Thinking vs. Feeling、④ Judging vs. Perceivingがあり、それぞれの指標について詳しく説明を受けました。2月のアカデミーでもMBTI判定の宿題があり、60前後の質問から性格タイプを判定しましたが、質問が抽象的で答えるのが難しく、なかば適当に答えたのを覚えています。今回はじっくり説明を受けて判定しましたが、結果は同じ性格タイプでした。実は、2月の段階では「性格占い」のイメージがあり 信じていなかったのですが、今回 結果に一貫性があることに驚き信じるに至りました。この自分の性格をどのように活用するのかが、今後の課題です。

この他に、一連のレクチャーのなかで印象的だったのが、リーダーシップについてです。よいリーダーシップとは「Servant Leadership」、すなわち「よいリーダーはフォロワーに奉仕する」という考えです。リーダーは先頭に立って周囲を引っ張っていくイメージが強かったので、目から鱗が落ちました。また、よいリーダーは「心理的に安全な環境(Psychological Safety)」をチーム内に作ること、「感情に動かされない決断、思いやりのある実行(Dispassionate Decision-making, Compassionate Implementation)」を行うことが印象に残りました。職場に戻ったら、これらを意識してチーム作りを行ったり、チームに参加します。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
向原徹(神戸大学医学部附属病院腫瘍センター) 2017/08/22
JME2017のみなさま

残すところ1週間ですね。
お元気そうにされていて、何よりです。

みなさんのレポートを読ませていただくと、一言でいうと、とても羨ましいです。私が行った2009年より、内容がアドバンスになっていることもあると思いますが、学ばれていることは、極めて実践的であると、今のほうが思えるからです。

咀嚼しきれないことがあってもOKだと思います。きっと、あとでこのことか、と思える瞬間もやってきます。

身体を壊さないように、あと少しHoustonを満喫してください。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
下村昭彦(NCCH) 2017/08/22
たくさんのことを吸収されているようで大変羨ましく思います。私たちがJMEに参加したときと違う部分も多いようですので、帰国されてからのご報告を楽しみにしております。
あと数日だと思いますが、体調に気をつけてがんばってください!

下村
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day31
菊池真理 (国立がん研究センター中央病院) 2017/08/23
がんセンター中央病院 放射線診断科の菊池真理です。Day31の報告をさせて頂きます。

本日土曜日は夕方からBreast oncologyのBora先生が、”Movie Night”と称して、ご自宅に招待して下さいました。7月にお引越しされたばかりで、Midtownのおしゃれな街中にある、とてもStylishなご自宅で、入った瞬間から、みなで感嘆の声!をあげていました。Bora先生の書かれた沢山の絵も飾られていて、Artisticでとても素敵なご自宅でした。最後は(Movie Nightらしく?)、日本でもおなじみのチャッキーが登場するホラー映画 “Child Play”を見て、皆で盛り上がりました(^-^)。

報告は今回で最後?となってしまう可能性があるので、前日のMRI読影見学で判明したMDAと日本のMRIの使われ方の大きな違いとそこから派生する診断方法の違いについてレポートさせて頂きます。
Breast imaging radiologistは全部で13人:7人はBreast imageしか読まない。
(ちなみに、私の聞いた限りではBreast pathologistは11人、Breast surgeon は16人)
Breast専門の7人で読影する1日の検査数は以下の如くでした。
MMG: Screening 70-100 case/day, Diagnosis 70-80 case/day
Specimen MMG reading:2-10 case/day
ST-MMT 4case/day
US: 72case/day を4人で(一人当たり18case/day)
所見によっては、その場でFNAやCNBもする!seedingも必ず!:約2-10case/day
MRI: 8-16 case/dayを2人で
MRI guided biopsy:1case

違い①【Specimen MMG reading 】
日本でも部分切除検体の石灰化の評価はすぐに読影して手術室の外科医に連絡を行っているが、全摘標本では術中の検体読影は一般的に行っていないと思います。
MDAでは、全摘標本も術中に病理医が割面を入れ、割面標本MMGが撮影され、Radiologistが石灰化の範囲、腫瘍の進展、断端についてコメントをpathologistに電話で返事→pathologistはRadiologistと自分の診断を併せて、手術室にいる外科医に返事をする。という一連の作業が行われていて、MRI読影担当のradiologistは迅速にSpecimen MMG readingも行い、病理医へ電話での返事およびレポートしなければならないことから、MRI読影の途中で何度もSpecimen MMG readingの依頼がきていました。

違い②【MRIについて】衝撃の事実が発覚!
日本では病院のBreast MRIはその大部分が術前の広がり診断目的で行っていると思われますが、MDAで行われているBreast MRIのほぼ99%(Radiologist曰く) or 60%(技師さん曰く)(正確な所を知るためにもう少し多くの方に確認する必要がありますが)がhigh riskの女性に対する screening MRIである点です。
我々Radiologistからすると乳管内成分を含めた進展範囲の診断には感度の最も高いMRI検査が必要であるとの共通認識があるが、MDAではRadiologist曰く、「広がり診断のMRIをradiologistがrecommendしてもsurgeonがやってくれない。」そうで、それが彼らのストレスになっている様でした。 MDAでは多くの症例で術前の広がり診断にMRIを行わず、MMGとUSだけで行う為に(以下radiolosist曰く)
①多数の生検がなされ、クリップ留置されている。→生検するradiologist+診断するpathologistの負担を増加させている。
②全摘標本でも術中に詳細な断端確認が必要となり→術中にpathologist(標本に割面を入れて、断端診断)+radiologist(検体MMGの詳細な読影)の負担を増加させている。

全摘術中に割面にして迅速診断している点には当初驚きましたが、外科医にとって非常に有り難いシステムですが、それはPathologistと Radiologistの貢献(「gray hairになっちゃう!」と言っていました。)の上に成り立っている事がわかりました。
MDAで術前MRIによる広がり診断がほとんどされない背景には、MRI検査costが日本よりも格段に高い所に所以していると思われ、国の事情に併せた検査、診断が行われているのを目の当たりにしました。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
向原徹(国立がん研究センター東病院乳腺・腫瘍内科) 2017/08/23
なるほど。我々腫瘍内科医は、局所療法について興味がもてていないことを認識しました。恐らく、同じものをobserveしても、日米の違いにすら気づかなかったかもしれません。

radiologistのJMEは1年目、pathologistは2年目、両職種が、tumor boardを一緒にすること以上にチーム医療に深く入っていく余地は、十分にありそうですね。これまで、医師では腫瘍内科医、外科医が中心であったJMEに、新しい視点を入れていただけると、とても有益だと思います。


Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告 Day32
那須いずみ(虎の門病院) 2017/08/23
Houstonで過ごす最後の日曜日をむかえてしまいました(涙)。
振り返ると悪い顔したCHUCKYがいるのではないかと昨日の余韻を残しつつ早起きしてState Parkに連れて行ってくださるDr. Theriault夫妻を待ちました。
Brazos Bend State ParkはHouston市街地から車で50分ほどのところにあり、池や沼地が点在しているところです。野生のワニがいることで有名だそうですが、この時期は水温が高いため陸地に上がる必要がないため、池で目だけを出してじっとしているワニを観察しました。美しい鳥や蜘蛛、昆虫も観察できて昆虫好きのメンバーを中心に大変盛り上がりました。たくさん歩いた後は大きな木の下でフルーツとスナックでピクニックです。ビジターセンターで1歳の赤ちゃんワニを触った後はHoustonに戻って遅いランチでした。Therialt先生からプレゼントと心温まるカードをいただき、充実した気分で家に戻りました。


さて、Clinical Pharmacistの業務内容ですが、私は日本で外来業務には携わっていないので、リンパ腫と骨髄腫の入院患者に対する業務内容について比較したいと思います。
①入院患者の持参薬確認はしません。処方箋から今まで内服していた薬剤を確認します。また、一部の高額な内服抗がん剤以外は、継続内服する薬剤は病院から改めて処方されるため持参薬は使用しません。
②医師1名±フェロー(医師)とMid-level2名と薬剤師1名で構成されたチームで毎日ラウンドし、薬剤師は臓器機能に応じた投与量調節やTDMを実施します。バンコマイシン、メトトレキサート、ボリコナゾールなどをTDMするのは日本と同様ですが、ポサコナゾールが頻用されており、血中濃度を測ることがあるようです。
③一人の薬剤師の受け持ち入院患者数は12~15人程度です。日本ではフロアや科ごとに担当していますが、MDAでは②に記載したチームの医師に薬剤師がつきます。2~3人の医師(チーム)を担当することもあるようです。また外来3週間担当と入院6週間担当をローテーションするそうです。
④退院処方は病院内の薬局か近所の薬局で患者自身が受け取ります。下剤などの必要時のみ内服する薬剤は薬剤師が症状を聞いて、処方量を調節できます。退院時薬の説明は口頭のみで実施していましたが、場合によっては薬剤名と服用時点を記載した薬情のようなものを電子カルテから出力し、患者に交付して患者の理解を助けます。


レナリドマイドやポマリドマイドの管理についてもMid-levelが関与するところが多いようです。考え方は日本と同じですし、すべてチームで話し合いながら実施していますが、血中濃度や処方をオーダーできるというのが大きな違いだと感じました。

また、薬剤で特に驚いたのが
・Peg G-CSF(日本のジーラスタ)が小さなデバイスに入っておりそれを患者に貼り付けると24時間後に自動的に皮下注されるもの(Neulasta Onpro)が頻用されており、外来通院の負担を軽減していること
・リツキシマブの皮下注が適応が通ったとのこと。今後、利便性の点から多用されるであろうとのこと
でした。

私にとってより身近な血液科入院患者担当の薬剤師の仕事を半日でも見れたことはとても勉強になりました。もちろん単に違いの発見だけではなく、日本のほうが優れていると思った点や見習いたいと思った点もあります。また、日本に帰ってから、今まで以上に臨床業務に力を入れていこうと思います。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
藤田行代志(群馬県立がんセンター) 2017/08/23
ご覧になったかもしれませんが、入院患者の持参薬確認は別途外来で行っていましたね。Clinical Pharmacistが週?交代で担当して行っていました。持参薬の継続・中止、増量・減量について薬剤師が提案し、医師が承認するというスタイルでした。
ブスルファンの血中濃度測定も行っていて、1日1回投与なんですよね。

日本で使われていない薬剤情報も興味深い!
Neulasta Onproは衝撃です!日本でも早く出ないかな…協和発酵キリンのMRさんに聞いてみよう。。
リツキシマブの皮下注製剤は、package insert見たら初回は点滴静注して、2回目以降に使用するようですね。

水曜が最終発表日でしょうか?頑張って下さい!
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告  DAY37
大塚 亮(国立がん研究センター中央病院) 2017/08/26
更新が滞ってしまい、申し訳有りません。DAY37最後の報告をさせていただきます。
国立がん研究センター中央病院薬剤部の大塚です。

昨日はfinal presentationの日でした。これまでの5週間で我々が学んできたことや、日本に持ち帰れるようなprojectを考えようと言うことで2つのteamで1つのshared vision, shared missionのもと考えてきました。私たちteamBは乳がんの手術(mastectomy)の入院期間を短くするために、どのように多職種で連携して取り組んでいくかについてプレゼンをしました。(ちなみに日本では10日程度ですがMDACCでは1泊入院です)。準備不足は否めませんでしたが、teamAもteamBも素晴らしいプレゼンテーションでした。

そして、夕方はFarewell Reception。とても素敵なsteakhouse で5週間の美味しいステーキを堪能しながらメンターの方々と最後のdinnerを楽しみました。それぞれがメンターから修了証を受け取った時には感無量でした。

振り返ってみるとこの5週間は本当にあっという間だったな、と感じます。日米の医療制度の違いや日常臨床の違いを知ることはとても楽しく勉強になりましたし、何よりこれまで自らのcareer developmentについてじっくり考える機会はなかったので大変貴重でした。そして私はメンターの先生方からだけではなく、JME2017のメンバーたちからもたくさんのことを学ばせていただきました。ハリケーンが出国予定だった土曜日にHoustonに直撃することから、急遽出国が早まってしまったのは残念でなりません。

本日でJME2017は終了してしまいますが、本当の始まりはこれからだと思います。MD anderson で学んだことをそれぞれの施設でどう生かしていくか。全てを消化するのには少し時間がかかるかもしれませんが、まずは今回学んだことをshareすることから始めていきたいと思います。5週間で出会った全ての人に感謝します。そして苦楽を共にしたJME2017のメンバーにも感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
大迫  智(公財)がん研究会 有明病院 病理部 ) 2017/08/26
2005年のカトリーナ以来の巨大ハリケーン ハービーがヒューストンに向かっているため、予定を1日早めて帰国します。いまメンバーは全員チェックインし、飛行機搭乗を待っています。

前年のJME2016メンバーが「神様がくれた5週間」という表現をしていました。そのときはわかりませんでしたが、今になって この5週間は 本当に「神様がくれた5週間」だったと実感しています。
MDアンダーソンのメンターたち、マーシー、笛木さん、そして 5週間をともに過ごした素晴らしメンバーたちに感謝します。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
佐々木裕哉(久留米大学) 2017/08/26
JME2017の皆様
5週間の研修、お疲れ様でした!この5週間、ヒューストンから届く新しいお知らせにワクワクしながら毎日を過ごしておりました。フレッシュな知らせに心洗われました。厚く御礼申し上げます。帰国後もどうぞご指導の程、何卒宜しくお願い申し上げます。ハリケーンが接近しているとのこと、無事の帰国をお祈りしております。
Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
村上朱里(愛媛大学乳腺センター) 2017/08/26
愛媛大学乳腺センター村上朱里です。
既に現地を離れ、全員機内です。

他のメンバーも書いてあるように、素晴らしいメンバーとともに、素晴らしい5週間を過ごさせて頂きました。
この学びを還元していけるよう、また自分を高めていけるよう取り組んでいきたいと思います。

現地では直接メンターのいない部署であっても、どの部署へ行っても温かく迎えて頂け、JMEの歴史を感じるとともに、コーディネートして下さっている上野先生、メンターやマーシーを始めとする皆さまのおかげとつくづく感じました。
また、日本でも準備から何もかも教えて頂き、この現地報告にもコメントを頂き、影に日向に支えて下さった笛木さん、メンターの皆さま、関わって頂いた全ての皆さまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
向原徹(国立がん研究センター東病院乳腺・腫瘍内科) 2017/08/26
JME2017のみなさま

5週間の研修、お疲れさまでした。
自分の過去9年間を振り返っても、JMEはlife-changing experienceであったことは間違いがありません。

ただ、JMEは終わりではなく、始まりだとも思っています。JME後J-TOPのサークルのなかで、多くのことを学んできました。

みなさんが望むかどうかに関わらず、JME卒業生ということで、周りの目も変わるでしょう。期待に応えようとあまり焦りすぎず、一歩一歩、一緒にやっていきましょう。

それでは、また日本でお会いできるのを楽しみにしています。
Japanese Medical Exchange Program2017 帰国報告
那須いずみ(虎の門病院) 2017/08/26
Joyce先生やMarcyや全てのメンターの先生方のご配慮、ご尽力により、ハリケーンを避けて、一日早い飛行機に乗り、8名全員が成田に戻りました。
先程、それぞれの帰路につきました。

まだ日本に帰ってきた実感はありませんが、メンバーと交わした握手で、毎日会って、まさに同じ釜の飯を食べたかけがえのない仲間と一緒であったと、これからの寂しさとともに再認識しました。

日米のメンター、スタッフ、スポンサー、全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

新しいスタートです。ミッションを達成し、ビジョンに近づけるように日々を過ごして行こうと思います。
Re:Japanese Medical Exchange Program2017 現地報告
島 久美子(元北里大学医学部 ) 2017/08/26
お帰りなさい!無事に帰国されて何よりです。
5週間、お疲れ様でした。
これからも学びの共同体として、日々の気づきや学びを時々共有しながら、共に学び成長できたら幸いです。これからも、どうぞよろしくお願いいたします!