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脱毛と床屋
佐藤 由美子(愛知県) 2009/06/26
先日、少し年配の男性の患者さんがぽろりとおっしゃっていました。

「床屋に行きたいんだけど、髪がたくさん抜けるから、
 ごしごしこすられるのもいやだし、病気のことも言いたくないし、
 女房が切ってやるって言うんだけど、変になっても困るし・・・」

女性では化学療法による脱毛のことがよく問題になりますが、
男性も困りますよね。
特に、女性は髪が多少伸びてもそのままにしておけますが、
男性、特に年配の方は短くされていることが多いので、
少し伸びても気になると思います。

理容師さんや美容師さんの間では、こういった患者さんに対して、
どのような認識があるんでしょうか?
なにかバックアップをしてくれるような動きがあるとうれしいですね!

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Re:脱毛と床屋
hisada(愛知県) 2009/06/27
私もインターフェロン治療をしていた頃、毎日の抜毛が不安でした。髪の毛が徐々に減っていきました。洗髪のたびに洗面器が真っ黒になりました。

それでも生き抜くためには薬剤を中止することができないため、諦めて脱毛を受け入れました。それ以来、脱毛を楽しむようになりました。洗髪を我慢して何日か空けて洗うとすごく抜けるか試してみたり・・・

当時は誰もこんな話をする相手はいませんでしたが、副作用についての悩みを聞いて頂けると楽になれると思います。今も別の副作用に悩まされていますが、治療から得られるベネフィットから比べれば軽いものだと受け止めています。

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Re:脱毛と床屋
上田 宏(兵庫県) 2009/06/27
副作用に対して、生活面の工夫に関する情報や薬物療法などを提供することはできても、精神的なサポートはとても難しいと感じていました。
副作用の悩みを聞くことで、症状や気持ちが楽になっていただけるのであれば、とても光栄です。少しでも時間を見つけて、患者さんの話に耳を傾けようと思います。

少し前ですが、あるカリスマ美容師さんが、整髪だけでなくマッサージやスキンケアなども含めたヘルスケアビジネスを、病院で展開していきたいという話を聞いたことがあります。病院内のコンビニも当たり前になりつつあり、新たなサービスにも期待したいですね。

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Re:脱毛と床屋
柏葉匡寛(岩手県) 2009/06/28
久々投稿します。
脱毛というと医療者側も男性に対して少し甘えているところが有るように思います、男性には「坊主」という髪型があるので。

でも実際は誰でも治療中「普通の生活」を送りたいと思っているわけですから、医療者も男性にも同様にケアしていく必要がありますね?脱毛は毛が無くなることで治療を受けていることを「自身」にも「他人」にも確認させる強い現象であるために、物理的な変化より身体的な面が大きいのですね?

男性乳癌患者さんに化学療法をしたとき、大丈夫ですという言葉に甘えてしまった事を思い出しました。某Sかつらメーカーは男性用のものでも女性と同様の細かいケアをしていると聞いた事があります。

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Re:脱毛と床屋
中嶋早苗(岐阜県) 2009/06/28
最近は、胃癌ではweekly PAC,大腸癌ではCPT11と、
消化器系でも脱毛する化学療法が増えています。
よって、脱毛で悩むかたの絶対数はかなり多くなっていると思います。
男性もしかり。
仕事人生まっただ中の方にとっては、
脱毛で仕事関係者(特に社外)に病気の事を悟られる事は
かなりの抵抗感がある様です。
脱毛が理由で、治療を考えてしまう人も多く、なかなか繊細な問題ですよね。
ただ、皆さん、治療を開始してしまった後は、
ひとそれぞれ、様々な想いを乗り越えて、折り合いをつけておられていて、
その精神的な葛藤とその強さにいつも敬服しています。

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Re:脱毛と床屋
佐治(東京都) 2009/06/28
ずっと女性患者さんをみてきていました。最近男性の患者さんをもつようになって、いわれたのは、「先生、陰毛まで抜けるとは思わなかったよ!」。たしかに、今までそれは説明したことがなかったです。IC文書にもそこまでは書いていないようにおもいます。最近の発見です。

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Re:脱毛と床屋
細川 (千葉県) 2009/06/28
はじめまして。
脱毛は抜け始める時も、生え始める時も美容院には行きにくいですよね。Wigを売っているお店ではそういう時期のカットもしてくれるところがあります。

また、薬によっては体毛すべてが抜けてしまい、それによってでる不具合も抜けた人でなければ分からないようです。
たとえば、眉毛は何もないと意外に書くのが難しかったり、汗が目に直接入ってしまったり、そんな細かい情報を事あるごとに患者さんに伝えていくことができるといいなと思っております。

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Re:脱毛と床屋
吉田(愛知県) 2009/06/30
昔、白血病を患った子供を看護してた母です。

小1~小4までの闘病でした。
副作用の脱毛については担当医から説明されていたので、
「まあしょうがないかな。」という認識だったようですが、
治療が落ち着いた頃にはさすがに人目は気にしてましたよ。
しかし、帽子やカツラは蒸れて暑く、バンダナはずれてきちゃうんですよね。

学校に登校したり、頭の事を知られたくないような場にいく時はカツラ。
それ以外は夏用の薄手の帽子か、帽子に付け毛をつけたものを使用してました。

見た目も気にするけど、
蒸れて暑いとか日常不便なこともストレスだったみたいです。

某カツラメーカの方に
「治療が終わったら軽いウェーブのかかったきれいな髪の毛がはえてくるからね。」
と声をかけて頂いたときはうれしそうだったなあ。
”プロ”が話してくれたってのがよかったんでしょうね。

髪の毛が抜けてからは美容院にお世話になる事はなかったですが、
入院してる間でも地肌のケアとかシャンプーとか、
プロの方にしていただけると気分が変わって良いのになあとおもいました。
長い間、病院の床屋さんにも出向ける状態ではなかったので、
病棟に来てくれたらなおベストですね。

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Re:脱毛と床屋
伊藤高章(大阪府) 2009/06/30
吉田さま
 お子様への看病のご経験をご投稿くださり、ありがとうございます。ご看病の後も、この掲示板を見てくださって関心をお寄せくださっていること、感謝します。

 帽子、かつら、バンダナ、そしてスキンケアやシャンプー。また投稿の皆さまがお伝えくださっている、頭髪以外のこと。大切ですね。
 医療者による副作用の説明は、それが患者さんのQOLにとっていかに重要なことかを理解した上でなされ、どう対処する用意があるかを提示できることによって、単なる説明ではなくケアに繋がって行くのでしょうね。

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Re:脱毛と床屋
佐藤由美子(愛知県) 2009/06/30
みなさま、たくさんの大切な情報ありがとうございました。

昔からあって、今でもなかなかよい解決策がない「脱毛」の副作用を、
改めて見直すことが出来て、患者さんにも、みなさまにも感謝しています。

1番目に、「自分で受け入れることができるかどうか」
男性の患者さんには、つい甘えてしまいがちです。
それを楽しめるくらいになれたら、達人の域ですね!
体毛は・・・気づきませんでした。
これからまた患者さんから教えていただこうと思います。

2番目に、「他人の目を気にせずにいられるか」
今はよいカツラがあるので、いざとなれば利用できますが、
残った髪の毛は伸びてくるので美容院や床屋さんに行かないといけないし、
蒸れて不快だったりしてずっとつけっぱなしにするのも難しい。
髪が抜けるだけでも精神的負担が大きいのに、
「なぜ抜けているのか、がんの治療をしているから」と
他人に話さなければいけないのは、想像以上に大変だと思いました。

3番目に、「ではどうしたらよいか」
手段からのアプローチでは、カツラを作る方であれば、
カットのサービスもあるお店を紹介するのもいいかもしれませんね。
それから、病院に床屋さんがあれば、病棟に出張してもらえるように
お願いするのもいいかも!と思いました。
カリスマ美容師さんが病院に来てくれたらうれしいですよね!
この掲示板を見ていてくれないかな、と思います。
でも、実際にはすぐにそういった具体的な対応をしていくのは、
難しいかもしれません。
少なくとも、今すぐ出来ることは、患者さんの辛さに耳を傾けて、
共感していくことですね。

患者さんが病に対する様々な思いを乗り越えていけるように、
微力ながらサポートを続けていきたいと思います。

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Re:脱毛と床屋
上野 直人(海外在住) 2009/07/01
ライフスタイルの観点からいうととても重要な問題ですね。というのは,頭頸部癌,肉腫などのが四肢,顔などの変形などにより形成外科などの大きな問題になります。つまり,髪であろうが,髪以外の体の変化でも患者は悩むのです。この悩みにどう対応するかがとても,医療従事者にとって重要なテーマですね。

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Re:脱毛と床屋
佐藤由美子(愛知県) 2009/07/02
なるほど、脱毛だけではないですね。
命も、ライフスタイルも、両方尊重できる医療を実現して行きたいですね。
ところで、さきほどNHKのニュースで、
タオルでつくる帽子をがん患者さんに届けるというのをやっていました。
これからの季節、役に立ちそうです。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/05/14/20090514k0000e040019000c.html
岩手のボランティア団体の方の運動なようですね。

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Re:脱毛と床屋
佐藤(青森県) 2009/07/03

がんの患者さんのために少しでも出来ることを!と、聖路加看護大学の学生さん達が自分の髪の毛を延ばしカツラを作りプレゼントしたことを知りました。
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/report/090421_01.html

学生さんの想いがとても伝わってきます。

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Re:脱毛と床屋
Kumiko(東京都) 2009/07/03
久しぶりに覗きました。脱毛、私も経験しました。

髪だけでなく、身体の毛はすべて抜けます。わき、陰部、まゆ、睫。私は睫が抜けたのが少しショックでした。メイクをしてもどこか力のない顔になり、まさに病人という感じ。でもそれもすぐに慣れました。

人目を気にしないために、ウィッグは有用です。丸坊主になった自分も悪くないのですが、さすがに周囲がびっくりしたのでつけました。一番困ったのは、診断がつき入院までにしなければならないことが山のようにあって(入院準備、仕事の調整、家の調整など)時間がなかったことでした。入院するとすぐに抗がん剤投与が始まり、日々のスケジュールをこなすだけで精一杯。副作用や体力の問題もあり、簡単に外出もできない。ウイッグは高価なものなので買うには勇気が要りました。私の場合は幸いにも友人がすべて調整してくれました。本当にありがたかったです。こうしたサポートが、大変な治療に向き合うエネルギーを与えてくれたように思います。

ウイッグをつけはじめは抵抗感もありましたが、今となってはつけないとまるで洋服を着ていない感じです。その日の気分で自毛かウイッグかと、楽しんでます^^ 

最近になって抗がん剤投与中と終了後では頭髪の手入れが違うことを知りました。こうした情報をタイムリーに入手できることも患者にとっては有用だと思います。

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Re:脱毛と床屋
佐藤由美子(愛知県) 2009/07/04
かつらというか、ウィッグですよね。
最近は、おしゃれ用のウィッグも流行ってますし、
特に女性は、わりと抵抗なく使用できているかもしれませんね。
やっぱり人毛がよいのでしょうか。
私の髪でもよいのなら、少しでも協力できたらよいのですが。

先日、また別の年配男性患者さんとこの話題になりました。
なんと、その患者さんはウィッグを作られたそうです。
「早く出来てこないか待ち遠しい」と仰っていました。

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Re:脱毛と床屋
斎藤慶之(東京都) 2010/05/16
美容師です。
抗がん剤使用時の脱毛に対応することは、人体に与える抗がん剤などの副作用全般に対応することに通じると思われ、非常にむずかしい事ですが、微力ながら美容の分野からチャレンジしています。
具体的には、30数年追いかけ続けている、アロマや薬草の頭部浴・アロマタッチをメインにした健康美容を提供しています。開発目的は、嗅覚と頭皮刺激を利用した、ストレス解消による自律神経調整と人体の下部から排泄しにくい脂溶性の有害物質の排泄促進、頭皮・頭髪の生理的保護です。
このアロマタッチは体験上脱毛防止・発毛促進にも有効です。その理由は、役割を終えた抗がん剤などの頭部からの排泄促進が、毛根部の細胞へのダメージを防止、回復させるのではないかと考えています。
私たちは自己開発したこの施術を、ヘッドセラピーと位置づけて、体調を崩された方々のための、メンタルサポートを含めたQOLの向上にも役立つ、新たな健康美容として提供し、挑戦を続けています。
開発メンバーは、電気工学出身の美容師と薬剤師の資格を持った美容師など・・・。

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Re:脱毛と床屋
上田(兵庫県) 2010/05/21
斎藤さん

30年もがん患者の健康美容に関わられているとのこと、とても敬服いたします。

アロマや薬草の頭部浴・アロマタッチなど、とても気持ちよさそうですね。後頭部の抜け毛が気になりつつある中年男にも魅力的な情報です。

少し気になったのですが、医療の世界では、脱毛対策として冷たい帽子などで頭を冷やすという方法が検討されてきました。これは冷却により頭皮の血行を抑えることで、抗がん剤が毛根に届きにくくするという仮説によるものです。実際に冷たい手袋をすることで、爪の副作用などを抑えることができたという研究結果も報告されています。

逆に温めるということは、血行を促進するので、抗がん剤投与の時期によっては、逆に悪影響が懸念されます。長期に服用する経口抗がん剤なども注意が必要です。

我々医療に携わる者は、科学的に根拠のある情報をもとに、患者さんへの治療やケアを行う必要があります。これをEBM(Evidence Based Medicine)といいます。

このヘッドセラピーについても、個人的な直感や経験ではなく、根拠に基づいたケアであることを示して頂く必要があり、それには臨床的な試験が必要です。

斎藤さんの30年ものご努力を報いるためにも、がん医療の専門家との共同研究を行い、明らかなエビデンスを示していただけることを期待しています。

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Re:脱毛と床屋
eu_ko(東京都) 2010/05/23
昨年3月からの化学療法で脱毛し、4月からウィッグ生活、今年5月(つまり今月)になりやっと自毛で外を歩けるまでに回復しました。

生え始めの時期から自毛デビューまでの期間の頭皮毛髪ケアについては情報がなく、手探りでやってみていた感じです。化学療法中に頭皮を冷やす療法は、化学療法投与している正にその時間だけで良いと聞いていましたが、どうなのでしょう?ウィッグ屋でもある程度生えたら頭皮のマッサージをするようなことは言ってましたから、それはいいように思っていたのですが。私は自毛を整えるにもどこに相談すればいいのかわからず困っていたところ、ネットで情報をいただき元患者の美容師さんのところでやってもらいました。ベリーショートにはなりましたが、自分の髪だけで歩ける喜びを満喫しています。

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Re:脱毛と床屋
井沢 (京都府) 2010/05/24
脱毛の問題は、たとえ「一時的なこと」と説明を受けたとしてもとても辛いことですね。
抜けている間の頭皮のケアや対処など、現場の医療者はなかなか情報がなく、患者さんの対処や体験を聞きながら学ぶ方が多いように思います。

現場では、治療中はシャンプーを使わずに簡単にお湯で頭皮をすすぐなど刺激にならない程度にしておられる方が多いように思います。

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Re:脱毛と床屋
モトイ(大阪府) 2017/02/24
 初めまして、美容師をしています。

私の仕事は外見をその人らしくする仕事と思っています。
皆様の心労立場が違うとはいえ、同じ女性として又、家族を支える立場としてお察し致します。
そして、皆様の実体験のコメントを拝見させて頂き心が痛みました。

 海外では美容ケアーを行っている病気もあり外見のケアーを大切に考えてる病院・地域があるようですが,日本ではまだ認識が薄い様に思います。

私は、普段はサロンで仕事をしておりますが美容の仕事を通し何かお役にたてる事があればと思いコメントさせて頂きました。

私の場合スタートしたばかりですが、ご自宅・医療施設訪問・させて頂き髪のケアーやフェイシャル・ハンドケアー・ウイッグのご相談等を行います。一緒にかんがえませんか?

「バックアップをしてくれるような動きがあるとうれしい」とのコメントにお応え出来る様今後もコメントを拝見させて頂き参考にさせて頂きます


皆様の日常がより良く過ごせる事を願っています。
まだ、寒い日がありますがどうぞご自愛ください。

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Re:脱毛と床屋
基 伊津子(大阪府) 2017/02/28
外見の問題はとても重要な課題ですよね、私は美容の仕事を通して出会う方がその人らしく一日を過ごして頂く事です、今病気である方そうでない方に関係なく担当させて頂く皆様、ご家族がその日幸せに過ごせれば何よりです。もし、お役にたてる事があればご相談下さい、サポートします
プライバシーは厳守致しますが、ご病気の事はお伺いしておく方が良いと思います

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Re:脱毛と床屋
基 伊津子(大阪府) 2017/03/21
見た目の事は男性でも女性でもとても大事な事はだと思います。
私は美容師の立場から皆様の悩みに答えていきたいと、思い病院関係へ声をかけさせて頂いております、多くの医療現場で美容師の仕事が患者の方のお役にたてる事を願っています。

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