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がん患者とその家族へのファイナンシャルプランニング
伊藤 俊輔 (京都府) 2010/11/01
京都でファイナンシャルプランナー(FP)の仕事をしています伊藤と申します。
先日の京都での市民公開講座に参加し、上野直人先生とご挨拶させていただきました。
その後、ツイッターを通じて「がん患者とその家族へのファイナンシャルプランニングはとても重要な社会貢献です。もし何かポイントみたいなものがあれば【チームオンコロジー】の掲示板に書き込んで頂けないでしょうか。」と命題をいただきましたので初めて投稿しました。

講座でもお話がありましたが、罹患された方々の多くは収入が大きく減っておられます。私にもサバイバーであるお客さまが3名あり、それぞれ必要な情報は異なります。

増やしたり儲けたりすることを狙うということではなく、お金の行き先を整理し、社会の仕組みを活用し、できるだけ損をしない考え方を知ってもらい、今だけでなく将来のことも考えてみることがたいせつです。(今を生きなければ将来なんて無いということもわかったつもりで書いています。)

こういった書き込みが何らかのきっかけになりましたら幸いです。

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Re:がん患者とその家族へのファイナンシャルプランニング
柏葉(岩手県) 2010/11/01
伊藤様
私はその場に居られませんでしたが、本当にそのことを強く実感しています。特に余り裕福でない東北に育ち、今もそこでがん治療をしているからかも知れません。
我々には「医療相談室」にお願いし、高額医療制度や貸付制度を上手く利用して貰う、診断書を出来るだけ早く書いて「告知型保険」で備えて頂く位しか思い浮かばず、実際患者さん、そのご家族の努力に依存していると思います。
もしプランナーが居てくれたらどのような介入が可能になるのでしょうか?具体的なプランや実際の症例での経験を皆さんにお教えて下さいますか?

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Re:がん患者とその家族へのファイナンシャルプランニング
伊藤高章(海外在住) 2010/11/02
伊藤俊輔さま
 大切な話題を提供下さり、有り難うございます。
 生活者としての患者お一人お一人をの話を伺っていると、医療者には話しづらい「生活の大変さ」という大きなテーマによく出会います。優れた医療ソーシャルワーカーは、リソースに繋げてくれるかもしれませんが、それを上手にマネージしてゆくのは大変です。
 病気は「緊急事態」ですので、最初のうちはとにかくそこに資金を集中せざるを得ないでしょう。しかしその状態をずっと続けてゆく訳には行きません。がん患者の病気との関わりのプロセスを具体的に理解してくださる方によるファイナンシャルプランニング、とても大切だと思います。ぜひこの領域でのお仕事を展開してください。
 今年5月に CSRプロジェクト(著)『がんと一緒に働こう!ー必携CSRハンドブック』(合同出版)という本が出ました(私も少し書いています)。伊藤さんのお仕事等と会わせて、がんと共に生きる生活者の日常を支援する輪を広げてゆきたいと思います。

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Re:がん患者とその家族へのファイナンシャルプランニング
伊藤 俊輔 (京都府) 2010/11/04
柏葉さま
コメントありがとうございました。

> 我々には「医療相談室」にお願いし、高額医療制度や貸付制度を上手く利用して貰う、診断書を出来るだけ早く書いて「告知型保険」で備えて頂く位しか思い浮かばず、実際患者さん、そのご家族の努力に依存していると思います。

おっしゃるとおりです。これらのことがまずはたいせつな第一歩です。

> もしプランナーが居てくれたらどのような介入が可能になるのでしょうか?
> 具体的なプランや実際の症例での経験を皆さんにお教えて下さいますか?

千差万別ですのでお答えが難しいのですが、まずは具体的に何に困っておられるのかをお聞きします。お金に困っている。治療費の捻出が厳しい。治療費が生活を教育費を住宅ローンを圧迫している。
文字で書き出せばこうなってきますが、それぞれ皆さんの状況は異なります。決して難しい対策をお伝えするわけではなく、何に手をつければ良いのか、わからないと思われていることを「なんとなくわかる」状態にし、具体的な選択肢をお伝えするのが私たちの役割です。
また、気づいておられない仕組みをお伝えするのもたいせつです。例えば、公的年金や相続にまつわる内容です。
いかがでしょうか??

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Re:がん患者とその家族へのファイナンシャルプランニング
伊藤 俊輔 (京都府) 2010/11/04
伊藤高章さま
コメントありがとうございました。

>  優れた医療ソーシャルワーカーは、リソースに繋げてくれるかもしれませんが、それを上手にマネージしてゆくのは大変です。

当然だと思います。その分野(お金)の専門ではありませんし、他に優先すべき命に関わるお仕事があるわけですから・・・。

>  ぜひこの領域でのお仕事を展開してください。

どのような展開が望ましいのか、そして私のような存在がどこで関わるべきなのか、まだまだわかっていません。さまざまな方々とお会いして情報交換をさせていただければ嬉しいです。(でも伊藤高章さまは海外なのですね・・・)

>  今年5月に CSRプロジェクト(著)『がんと一緒に働こう!ー必携CSRハンドブック』(合同出版)という本が出ました(私も少し書いています)。

早速購入し、昨日自宅に届きました。近いうちに拝読いたします。

>  伊藤さんのお仕事等と会わせて、がんと共に生きる生活者の日常を支援する輪を広げてゆきたいと思います。

支援=ボランティアというイメージがやはり大きいです。支援を継続するためには一定の収益が必要です。このあたりも悩ましい側面であると感じています。ぜひご意見をお聞かせください。

参考までに私のブログをご案内します。http://bit.ly/cPclOb
(サバイバーの方々を対象に特化したような内容ではありません。私の日々の活動を書き綴るなかで、書ける範囲で相談内容や考え方も書いています。)

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Re:がん患者とその家族へのファイナンシャルプランニング
伊藤 俊輔 (京都府) 2010/11/23

今回の内容について、私のブログへのコメントで意見をくださった方がおられます。その内容をブログに改めてまとめました。
http://bit.ly/fTMKfd
ご参考になりましたら幸いです。

また、CSRプロジェクト(著)『がんと一緒に働こう!ー必携CSRハンドブック』(合同出版)を拝読し、感想もブログに書きました。
http://bit.ly/fjgbVf
偉そうな物言いをお許しください m(_ _)m

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