掲示板「チームオンコロジー」

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患者と医療者のコミュニケーション
告知義務について
りりか(愛知県) 2013/10/13
初めてこのようなサイトがあるのを知り投稿させて頂きます。

最近、がんの告知が余りにも頻繁になされてて

訴訟問題の絡みもあり 昔は ひた隠しにされていた

告知が余りにも簡単になされててかなりショックを受けました

退院してすぐの診察であなたは 10年は生存されるかわかりませんとか?

いきなりの告知で ショックを受けどのように帰宅したかも思い出せないくらいでした。


若ければ余計ショックも多いわけで

まして 今だお一人様の私も これからもこんな先生につけばよいのか高い辛い抗がん剤や検査をうけて生きるべきなのか?

早めの告知義務も 余りにも唐突過ぎるきらいがあり

一人ひとりの心情も家族とこれないで 必死に堪えてる患者もいることを 考えてほしいと思います。

実は、初めての入院のひに 院長先生の回診とドラマでも良くあるので 順番で回診されてきて同じ病棟のほか人のように挨拶程度なのかと

思ってましたが 「この方は明日手術で」
と担当の先生が話されてたところ

「もうそんな処置じゃ遅いのじゃないと?」
いきなりの院長
の言葉に あつけにとられ?退院を考えたくらい憤慨させられその場は
担当の先生が外のろうかまでも長い間もフォローしてたが

 大丈夫ですよと担当の先生は夜中にきて話はしたが、何人もの手術と大病院のあり方に ねられず

結局手術のひになり大変辛かったです。

 同じ病室の人もあきれてましたし 手術前に医院長の余りの毒ハラにひつ死に絶えて退院を迎えましたが、

そのコロから
いい感情にはなりませんでしたが

無事退院まで転移なくなり その後の検査からそのような

告知がなされてるので メラノーマ は 難しい病で 日本ではなかなか 治療法が 進んでないのは わかりますが

10年もないのかと余計免疫が落ちるようで眠れない日々です。

みなさんは 告知されたときはどのように 過ごされて
解決してるのか? 家族にも余りいえませんし、

最近は 余命を 簡単に言い過ぎる 先生がいらっしゃるので
病院も 田舎ですし そう変えれませんので
今でも 本当は 疑問と困惑で 通ってます。

仕事柄お忙しい 先生で一生懸命な仕事で大変なことでしょうが、
やはり 私は 告知はされたくなかったですね

先生のお立場もあるので たくさんの患者のうちの一人でしょうが もう少し インフォームドコンセントをしていただいてからでも 告知していただけましたらとおもいます。

ほかの先生方は告知義務についてどのようにおもってるのか
教えてください。
 

   
Re:告知義務について
さやこ(大阪府) 2013/10/15
りりかさん

はじめまして
関西地方で看護師をしております、さやこと申します。
投稿ありがとうございました。

告知を受けて大変ショックを受けている中で大変おつらく思っておられるのではないか推察しております。

私が勤めている診療科においても
最近は病名告知はほぼ100%行われていますが、あとどれくらい生きることができるかという予後告知に関しては少ないと思います。
理由は、疾患の特異性からなかなか予後をはっきりと伝えることが難しいためだと理解しています。


ただ最近私が疑問に感じてることは、
医療者側は「治癒する事は難しい」と思い「病気を持ったままでも今まで通りに生活できるようにしよう」と言う事を目標に置いていてもそれを患者さんやご家族にしっかりと伝えてないことがあります。
その様な場合、患者さんやご家族は病気を治す事を念頭に置いて治療や療養生活を考えていて医療者との間に食い違いが生じることがあります。
現在は「チーム医療」という言葉を色んなところで聞きますが、
チームの中には患者さんやご家族も含まれると思います。
なので、その患者さんやご家族と一緒に治療のゴールや目標について共有していくことが大事なのではないかと思います。
その為には、患者さんやご家族に病気の状態や進行について伝える必要があるのだと思います。


なので、りりかさんの主治医も、告知義務があるために伝えざるをえなかったというより、
私が推察するに、
治る可能性が限られてくる中でどのような治療が患者さんにとって最善のものなのか、今までの生活で大事にしてきた事やこれからの生活で大事にしたい事を考えていくかという事を患者さんに検討してほしいのではないかと思いました。


それでもやはり患者さんの希望や要望は私達医療者が一番に尊重しなければいけない事なので、
りりかさんが「知りたくない」とのぞむのであれば
主治医に「あとどれくらい生きられるか」ということは知らせてほしくないと伝えることも出来ると思います。


りりかさんのおっしゃるとおり
患者さんはたくさんいらっしゃいますが、
1人1人の患者さんの人生や大事にしてきた事を私達医療者も大事にしながら患者さんの闘病生活をサポートしていきたいと思っています。

お気持ちをお聞かせくださりありがとうございました。
りりかさんが、今後主治医とよく話し合いを行いながら、治療について検討していくことができるよう、お祈りしております。
Re:告知義務について
りりか(京都府) 2013/10/16
さやこ様へ

大変忙しい中、このような暖かいお言葉をかけていただいて
ありがとうございます。

看護婦の方と結う事で日々、いろいろな方と看護してらっしやるようなので 日々、大変な職業の方と思いますが、
患者は、どうしても治らない病であるのも知ってても
治せない病でも先生の一言で救われた気持ちになるのではないのかと がんになってから余計痛感しました。

だから、同じ病棟の患者さんにも毎晩寄り添って話をされる
先生も看護婦さんもいましたし、
先生も毎晩遅くまで働いてるのもマジかで見ましたし、
大学病院はたくさんの患者でごった返してますので
仕方ないのかもしれませんが、

流れとしては、訴訟問題を警戒するために先に告知をしすぎる
先生方が多すぎると 実際の先生が書かれた本も読みました。

でも、本当に家族も少なくて 両親もいなくて
一人で治療しながら働かなくてはならない貧困世代が
がんになったら やはり働くことも出来ず行き詰る中で

プライベートはそれぞれですから先生も知らないでしょうし、
先生は医者として義務でしょうけど、いろんな事情があるので
時間がない先生方が多いので仕方ないのでしょけど、

アメリカならもう少し時間をかけて診断も告知もするようにしているが、日本の医療はとにかく忙し過ぎて
一人ひとりの時間も取れないのが現実だと先生もかかれてたのもありましたし、現場も大変だったので何も言いかせませんでしたし、今度は見てもらえないと思い押し殺してきましたが、
かといってまた難民のように病院をあちこち転移できる
気力と財力もあれば出来ますが、

やはりはっきり結うべきだったと 今回のお話を聞き
落ち着きましたので、 これからの余命に立ち向かえたらと
元気をいただきました。
ありがとうございます。

これから余裕も出来たら
違う病院も検討しようかと思いました。

本当にお忙しい中、ご返事を頂けただけでもありがたかったです。
さやこさんもこれからもお体を気をつけて
患者さんに これからも暖かいことばをかけて、元気に病と立ち向かえるようにサポートしてあげてください。
言葉で病も 救えるように思えますので
えらそうなことばかり書いて申し訳ございませんでした。

ではご自愛なさってくださいね。
ありがとうございました。

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