掲示板「チームオンコロジー」

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患者と医療者のコミュニケーション
回診後に
こなつ(和歌山県) 2013/12/08
初めて投稿させて頂きます。

私は皮膚がんの告知を受けて大学病院で手術が決まり、
次の日は手術でたまたま、その前日にイインチョウ先生の
回診があり、まあ、ドラマでも見られるようにたくさんの
方を連れて 皆さんに いかがですかと?
挨拶で終わるのかと思ってましたら、明日このような状態で手術ですと担当医が説明されると「何でそんなやり方をしたの?
もう遅いんじゃないと?」言われて
「ナンデスカソレ?」と聞きましたが「大丈夫ですからと」
担当医が行って そそくさと 又次の病室にいかれましたが
その間まだ納得できないのかしばらく廊下で論議されて
同じ病室の人も「なんなんよな?}と心配してくれて
もう私は こんな病院は変わると家族に電話して
帰りたいといってましたが田舎ですし、その病
院で担当医がいいと結うので来たからと説得されて
また病院探しも大変だと結うことで手術を受けましたが
転移もなくすぐ退院がきまり、次の週にイインチョウ先生が又
回ってきましたが 忘れたかのようになにもいわずで
そそくさと次の病棟に行ってましたが、
そんなものなのかと?ドラマでも見たことあるように
権威をもてば 一般患者だとあんな簡単にものを結うのかが
気が知れませんでした。
結局 転移もなく あの言葉はなんだったのかは聴けずに担当医が急に変わりそのまんまなので終わりましたが、
その後の先生に今度は、もう10年はないものだと思ってくださいと急に言われ?転移は今のところないのですが
その病院のようにそんな毒ハラを次々に結うのでしょうか?
患者は、毎回死ぬ思いで気もちも 切れないように
きているのにそんな簡単に大病院は 患者を患者別に選別するのか?
この病院でお世話になるのが辛くなって着てますが、
なかなか近くには専門の病院がなくて困ってますが、
インターフェロンも初めて行う場合に説明もなく
帰り苦しくなり今でも 気分が悪くなるので
その治療以外ないのでしょうか?
やはり、セカンドオピニオンを考えたほうが良いのか
考えています。

   
Re:回診後に
古屋由加(広島県) 2013/12/11
こなつさん
初めまして。
看護師をしております。古屋と申します。

まずは、手術を無事に終えられたこと 本当にお疲れさまでした。
病名を告知され 手術までの道のりは とても大変だったとお察しします。
 
医師の回診には私も同じ大学病院に勤務しているので 
同行したこともあります。
患者さんの目の前でお話すること、
医師達の間で治療方針や見解を確認し合うこと、
場を分けて 患者さんにお話する場合と
それを一緒に患者さんの目の前で行う場合を経験し
診療科によって異なるのだなあ という印象でした。

ですが、
やはり、患者さんの目の前での会話だけでなく
院内での医療者同士の会話や立ち振る舞いには
常に細心の注意を払うべきだと考えます。

こなつさんの 場合、
実際その医師達が何を確認していたのかは分かりませんが
そのような不快な思いをされたこと、
勇気を出して主治医に確認をしたにも関わらず、きちんとした説明がうけられなかったことは
同じ医療者として残念に思いますし、
こういった一場面が、あるいは積み重ねが 医療者との信頼関係を簡単に崩してしまうことを改めて感じました。
 
こなつさんは 結果 転移もなく それ以降の発信を封じ込められたのでしょうが、
そのお気持ちも 腑に落ちない 不消化な時間を過ごされたのでしょうね。
なのに、「もう10年はないものだと思ってください」という主治医からの言動。
既に、こなつさんの主治医に対する不信感からか、この文面からだととても冷たく言い放たれた様な印象を受けました。
ですが、きっと主治医の先生は、皮膚癌になり、手術を無事に終え、今は治療をしているけれど、再発や転移の可能性が全くのゼロでないわけで、今後長い目で見たときに、今後10年間くらいは早期発見のために検査を受けるフォローアップが必要ですし、同時にもし再発した場合にはまた治療が必要になるわけですから・・・
この病気とは長いおつきあいになるでしょう。ということをお伝えしたかったのではないかと考えます。

現在、インターフェロンの治療をされていて、その副作用がとてもお辛いようですが、
主治医の先生に その症状はお話されていますか?
セカンドオピニオンをお考えになっておられるようですが、まずは、現在の主治医の先生に以下についてご相談されてはいかがでしょうか。
・副作用に関する詳しい説明
 ・その対症療法について
 ・その他の治療方針について

上記はこなつさんが現在の主治医との信頼関係の立て直しが可能か否かの一助にもなりますし
こなつさんが、現在の主治医の治療方針を把握しておかなければ
セカンドオピニオンで他院を受診されても、選択する際に 両者を比較することが できないからです。

 文面からお察しした内容で、私が自分勝手な解釈をしていたら すみません。
 一日も早くこなつさんの療養環境が よりよいものになりますよう 心から祈っております。
 
Re:回診後に
なつ(和歌山県) 2013/12/13
古屋さんへ

わざわざありがとうございます。

ついいきずまってきて、このようなサイトがあるのを友達から聞き 感情的になりすぎいてたのかも知れませんが
わざわざ、ご回答していただきありがとうございます。

もし、又先生は代わりましたが 同じ病院なので
上の方には逆らえない病院事情がるので
いえば、病院を替わらなくてはならないのを家族に
言われてまた遠方に行くにも交通費も馬鹿にならないので
堪えてきましたが、ここに来てどうしても耐えられないのでこのように書いてしまいました。

治らない病とゆうことはある程度は知ってましたが
またこのような先生かと ショックもあり、
インターフェロンのしんどさも結えない忙しい先生で
毎回 鬱積して治療をしてまいりしたが
その様に 患者さんに心を向けてくださる古屋さんのような方もいらっしゃいますのですごく ありがたかった思いです。

やはり、先生にこれからのインターフェロンの治療以外の方法も聞いてみまして 今後の病院も考えていこうかとおもいました。
なかでも入院中 毎晩のように患者さんに付き添い
いい先生もいらっしゃったのも、忙しい姿も入院中見てはいたのですが やはり一人になると考えてしまい 言われた事が
追求したくなりまして このような場所で感情的に書いてしまいすいませんでした。

家族や友人に相談して又今後も、自身の生き方についても
冷静に判断出来るようになりたいと思います。

色々と的確なご意見とアドバイスを参考にして治療に前向きにがんばりたいと思いました。
ご迷惑おかけしました。ありがとうございました。
古谷さんも お体に気をつけてお仕事がんばってくださいね
本当に ありがとうございました。



Re:回診後に
古屋由加(広島県) 2013/12/13
こなつさんへ

ご丁寧なお返事ありがとうございます。
感情的になり… などと、どうかご自分を責めないでくださいね。
本サイトは、今回のような 
自分でどうしたらいいか分からない 
困っている患者さんからも多くのご意見とご相談を頂き、
それに私達ができる限り応えることで、
他にも多くの悩みを抱えていらっしゃる患者さんへの問題解決のヒントや
発言する勇気を得て頂けたらと。

こちらこそ、勇気をもって、今回のようなご意見を頂けたこと、
現場でこなつさんと同じような患者さんへの対応として大変勉強になりました。
ありがとうございました。

>家族や友人に相談して又今後も、自身の生き方についても
冷静に判断出来るようになりたいと思います。

 そうですね。
治療を受けるも受けないのも、受けた後の人生も
 こなつさん ご自身のもの。
 こなつさんご自身の生き方を 
こなつさんの 言葉で 医療者に語れる “患者力” を。
応援しています。 


それに応えることができるよう私も頑張ります! (*^_^*)
Re:回診後に
なつ(和歌山県) 2013/12/16
古屋様へ

何度も温かい言葉を頂きありがとうございます。
本当に、うれしかったです。
このように、一人の患者に向かっていただけるだけで
救われた気持ちで本当にうれしかったです。

感情的にならずに少しは、冷静に対処できるように
これからは、思い込んでいた節もありますので
主治医に 時間を作ってもらいあきらめずに
質問を紙などに書いて渡せるように出来たらとおもいますし、
予後のことも やはり正面から向いていかなければ
ならないと実感しました。
何せ、一人なので色々と絶望感で支配されてしまい
家族にも迷惑をかけれませんので
これからのことも 逃げないで対処できたらと
古屋さんのおかげで大変 救われました。
 
これからも、色々な立場の患者さんがいらっしゃると
思いますのでできたら、患者さんを言葉で救えることも出来ると思いますので 自分自身にも 何かこの教訓をいかして
できることがあればと思いました。

これからもお体にご自愛なさってお仕事がんばってくださいね
本当に、たびたびの 励ましの言葉や暖かい気持ちを頂きありがとうございました。

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