掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
乳がん遠隔転移治療と食道がん治療について
k(大阪府) 2019/07/22
昨年12月に上記内容で質問した者です(CA15-3と食道がんの関係)
その節はお世話になりました。
年明けよりハーセプチン、パージェタ、パクリタキセル投与開始
パクリのみウィークリーも白血球低下にて投与無の週もあり。

これを約2ヶ月弱した時点で食道のほうの外来受診の為CTを撮ったところ
ほぼ転移巣は消失、マーカーも正常値となりました。

そして3月末あたりから食道がんFP療法と放射線28日間を受けましたが
こちら消滅しきれず、10日ほど前にESDを受けました。
FP療法を受ける前に、乳がん治療のためのパクリが多少効いたとのことでしたが
それをしてもFPなどでは取り切れず。

ESDを受ける前(放射線後)のCTとESD時の目視ではたった1ヶ月で
大きくなっていたとのこと。
ESDの病理結果は来週で、場合により外科手術かもらしく私は過去に胃切除2/3を
行っているので腸とつなぐ大きな手術になりそうです。

当初からその外科手術は拒否の意を伝えていました。
ですが、2,3ヶ月の乳がん遠隔転移治療効果が出てしまった(?)ため
手術を勧められそうです。

本来なら、遠隔転移したら治らないのが常節のはずで
そんな体で大きな外科手術を受けるなんてと思っていましたが

パージェタの登場により、言葉足らずですが下手したら完解完治?し
受けたくもない手術を受けることになるのでしょうか。

乳がん遠隔転移はマイルドに進むのでどちらかといえば食道がんを放置した状態は
気になっていたのですが、主治医より遠隔転移が見つかった時に
平均余命は3,4年だから・・ということで乳がん治療を優先されましたが

食道のほうを優先したいと強く言えばよかったと後悔しています。
よく大きな病院だと手術は2,3ヶ月待ちは当たり前で、そのような短い期間では
癌は大きくなりませんよという答えを見聞きしますが

私のFP療法放射線後、たった1ヶ月で大きくなったという事は食道がんの悪性度が
高いのでしょうか?(そもそも同じ扁平上皮癌で悪性度の違いってあるものですか?)

タラレバの話になりますがもし悪性度に差があるなら
最初に食道がんが見つかったのが昨年11月、それから乳がん転移のことがあり放置し
FP療法開始が今年3月と半年近く何もしない(乳がん治療オマケのパクリのみ)
ということが悔やまれます。

手術を避けて抗がん剤という選択はありますか?
その場合何になりますか?

ちなみに3月終わりにFP療法を受けてから本日まで、乳がん治療は一切受けていません。
今週再開となっていますが、食道治療がまた何らか始まるなら乳がんの方は
先延ばしにしたいのが本音です。

後、以前より遠隔転移は早く見つかっても生存率に変わりはない、意味がない、
と見聞きしていました。
では今、乳がん転移による症状はないので
食道がんを完全に治すまでは
乳がんに対してはしばらく何もしたくありません。

ご意見ご教示をよろしくお願いします。

Re:乳がん遠隔転移治療と食道がん治療について
O(東京都) 2019/07/26
k様
乳癌および食道癌の治療中とのことであり、非常に難しい状況のなか、一つずつ治療を進められているものと拝察致します。
重複癌の場合、治療の選択はとても高度な臨床的判断を伴うため、掲示板で詳細にコメントをすることは難しいです。

手術を避けて抗がん剤という選択はありますか?
その場合何になりますか?
→一般的にもうしますと、食道癌に対してFP療法+放射線療法後、3-6ヶ月以内と比較的早期に病勢が進行している場合、FP療法は耐性と判断することが通常です。この状況において化学療法を行う場合、2次治療としてのパクリタキセルの投与が検討されると思います。

手術を希望されない、とのことですが、このことは主治医あるいはスタッフの方々には伝えられましたでしょうか。
是非、きちんと先生あるいは他のコメディカルの方々とも、治療方針についてご相談されることをお勧めいたします。
Re:乳がん遠隔転移治療と食道がん治療について
k(大阪府) 2019/08/01
ご教示ありがとうございます。
ESDの結果は
病巣は取り切れて断端陰性

ただし癌の深さはある。

内科医は手術推奨、様子見で1年後に再発したら手遅れ

外科医は、フィフティフィフティ
大々的な手術なので体力消耗と乳がん治療の兼ね合いを考えると、オペしないもあり。

私はオペは受けたくありません。

万一再発して病状が進んで命を落としても
自己責任とは思います。
ただ、死ぬまでに長く苦しいのは嫌なのです。

これがホンネです。

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