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エッセイを読んで
術後、腹部の経過について
たすく(東京都) 2020/06/30
昨年4月に左側乳がん全摘、深下腹壁穿通枝動脈皮弁で同時再建しました。
術後1年経過しているのですが、お腹の突っ張り感が、ほとんど良くなりません。
朝、目覚めた時から食い込むような圧迫感があり、何をするにもタメ息が出てしまいそうな程の圧迫感で、仕事が終わった夕方はヘトヘトな状態です。
傷口の見た目は至って良好で柔らかさもあり、「とても綺麗ですね」と言われる程なのですが、この突っ張り感には辟易してしまいます。
まだ1-2年、辛抱が必要でしょうか?

Re:術後、腹部の経過について
M(愛媛県) 2020/07/03
たすくさま、ご質問ありがとうございます。
医師のMと申します。
再建手術から1年経っても腹部の圧迫感やつっぱり感が続いていてお辛い状況とのことですね。
チーム内で、また実際の形成外科からのコメントをもとに検討させてもらいました。
自家組織再建術後の方で傷の違和感やつっぱり感が1年以上続く方も普段の診療の中では経験します。徐々に時間の経過とともにやわらいでいく術後の痛みや違和感もありますが、何らかの原因があって起こっている症状、ということもあり得ます。その場合、傷のところは問題なさそうとのことですが、それより奥の筋肉やその周辺も手術の影響を受けておりますので、その辺りに何らかの原因があって、表面から分かりにくいこともあります。
「辛抱」と書いていらっしゃる通り、我慢をされている状況かと思いますので、一度受診して、現在の状況をご相談されてはいかがでしょうか。実際にたすくさまの手術をされた主治医が手術の時の状況を一番よく把握していると思いますので、的確に原因を診断してくれると思います。手術の再建を担当された医師が主治医以外の別の医師である場合には必要に応じて再建担当医の外来受診にも繋いでいただけるのではないでしょうか。何らかの対処法も相談できるかもしれません。
たすくさまの辛さが良くなることを一同願っています。
Re:術後、腹部の経過について
たすく(東京都) 2020/07/03
M先生、お忙しい中ところ形成外科へもご連携頂きまして、ありがとうございました。

病院の診察が4ヵ月毎という事もあって、先生とあまり話す機会もなく、また病気と直接関係するものではないと思い遠慮してしまいました。

またこのような症状について、思うような検索結果が探し出せず、ご相談させて頂いた次第です。
術前の診察で、お腹の脂肪は思っているほど無いですよ。とも言われていたので、それも関係しているのかな?と苦し紛れに自分を納得させていました。
ちょうど今月中に乳頭の再建を予定しているので、術前の診察で先生にご相談しようとおもいます。

ありがとうございました。

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