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PSA値とCT画像+直腸診+尿検査の関係
石津(東京都) 2020/10/17
夏に発熱とCRPが高かった(12mg/L)ので、地域の病院においてコロナ検査と上半身のCT検査(造影剤なし)をしたところ、コロナは陰性で肺炎球菌も出なかったものの、前立腺が大きめといわれ大学病院の紹介状が書かれました。
日をおいて大学病院の泌尿器科で診てもらったところ、尿検査異常なし、そのCT画像の所見は「前立腺の大きさは年齢(59歳)相応」、直腸診も行いましたが、前立腺がんを疑うものは確認できないとのことでした。
ところが、その後同じ日に行ったPSA検査が2桁(11.9ng/mL)も出てしまい、造影剤MRIをとることになりました。
いったんはホッとしたところだったので、ショックがいっそう大きくなりました。
直腸診で全てはわからないそうですが、PSA値が2桁も出てしまうほどの重い疑いの状態なのに、CT画像、直腸診、尿検査と揃っても何も確認できないなどということがあるのでしょうか。

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Re:PSA値とCT画像+直腸診+尿検査の関係
M(東京都) 2020/10/19
石津さま

ご質問ありがとうございます。医師のMと申します。
発熱から思いがけないお話になり、さぞ驚かれたことと思います。そして、ほっとされたところにまた新たな情報と、ご心労の程、お察し申し上げます。
いろいろな検査を受けられたとのことですが、どんな検査にもそれぞれ得意不得意があり、一般に前立腺癌を見つけるのに適している検査はPSAの測定と直腸診とされています。また、それらも単独よりは併用した方が検出率は高くなると言われています。
CTは、前立腺癌の場合は他の臓器への広がりがないかを調べるのには向いていますが、前立腺自体に病気があるかどうかを調べるのにはどちらかというと適していません。尿検査は、尿の通り道に癌細胞が出てきて、尿の中に癌細胞がいれば見つけることができますので、例えば膀胱癌には適した検査ですが、前立腺癌では必ずしも通り道のところでないところに癌が出ることの方が多いと考えられていますので、病気を検出するのに必ずしも適した検査とは言えません。
既にご覧になられているかもしれませんが、国立がんセンターのウェブサイトのリンクを貼っておきますので、参照いただけましたらと思います。
https://ganjoho.jp/public/cancer/prostate/diagnosis.html

また何かありましたら、いつでもご質問いただけたらと思います。

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