掲示板「チームオンコロジー」

Bulletin board

患者と医療者のコミュニケーション
婦人科主治医と外科の先生のCT画像に対する所見の違いについて
Alfb(大阪府) 2023/10/19
子宮体がん及び卵巣がんで2022/12から治療中です。2023/1に子宮と卵巣、卵管を摘出、同月に一時的なストーマ手術を行いました。

その後TC療法6クールを2月から6月まで行い、7月からゼジューラを1日2錠で開始しましたが、9月にストーマ閉鎖手術を行う為9/13からゼジューラを休薬しました。
しかしながらゼジューラの副作用である貧血が重度であったため手術は中止となりました。

その後下腹部の痛みが起こる様になり、10/11の婦人科受診の際にそれを主治医にお伝えしたところCT(造影剤無し)を行いました。その結果について、(腫瘍など)怖いものは写っておらず、また採血結果でも腫瘍マーカーは低い値に留まっているため腫瘍について心配な点はないと言う事、外科の先生(ストーマ関連で診ていただいています)にCT画像の所見をお願いしておく事をお伝えされました。またこの日からゼジューラを一錠で再開予定でしたが、腹痛があって不安だろうからという理由でこの日から2週間後となる次回の診察日から再開するという事になりました。

ですがその翌週木曜である10/19に消化管外科を受診した際、腹痛とここ1週間ばかりの間発生していたオレンジ色の血尿のようなものについて、そしてCTについて外科の先生にお伝えしたところ、卵巣がん再発の可能性が高いという見解を伝えられました。また腫瘍マーカーについてはあくまで目安であり、CTに写っているものが全てであるという事も仰いました。過去の画像と比較して卵巣がん再発の根拠として見せられた箇所は確かに以前よりも大きくなっていました。

外科の先生からは今後について、別の抗がん剤を使うにしても手術をするにしても、ご自身はご専門ではないため、来週の診察日に婦人科主治医の先生とお話するようにという事をお伝えされました。

つまり、婦人科の主治医の先生と外科の先生とで、同じCT画像についてまったく逆の見解をお伝えされたという事です。何故そんな事になったのか、考えられるものとして、

1.婦人科主治医の先生がCTの結果について嘘を伝えている

2.婦人科主治医の先生がCT画像をまともに見ていない、または見ることができていない

3.外科の先生の所見が誤りである

以上が取り敢えず思い付きます。
そして1の場合であれば主治医の先生の人としての信頼性が、2の場合であれば主治医の先生の医師としての能力及び人間性が疑わしいという事になると思います。

以上の出来事について緩和ケアの心理士さんにお伝えした所、主治医の変更、もしくは転院の可能性について言及されました。1及び2という事であれば確かにそれもやむなしという所だと思います。実際心情としてかなりの腹立たしさを現在感じています。命に関わる事で欺かれている、または雑に扱われている可能性があるためです。

ただ実際の所何故この様な事になったのか、主治医の先生とまだ話してはいません。先述の通り受診日が来週だからです。気持ちとしてはすぐにでも問い質したい所ですが、それが妥当なのか分からず行動に移してはいません。

しかしながら事がはっきりしない以上どう捉えるのが適切か判断出来かねず、また主治医の先生に対してはこれまで信頼感を持っていたため複雑な心情を感じています。

もちろん来週の受診時に主治医の先生本人に尋ねれば良い話なのですが、この件についてどう捉えるべきなのか、またどう行動すべきなのか、助言をいただければ幸いだと思い投稿させていただきました。

理解しづらい文面、内容でありましたら誠に申し訳ございません。宜しくお願いいたします。

   
Re:婦人科主治医と外科の先生のCT画像に対する所見の違いについて
JTOP掲示板担当(東京都) 2023/10/25
投稿ありがとうございます
それぞれの医師から異なる見解を伝えられると、ご不安になるのはごもっともだと思います

現在の状況については、現れている症状や腫瘍マーカー、CT検査の結果などを総合的に判断することになります
次回の受診の時に、改めて、外科の医師から伝えられた見解と、それを受けての婦人科の医師の意見を聞いてみることが重要だと思われます
婦人科の医師からは、心配な点はないと言われたのに、外科の医師からは卵巣がんの再発の可能性が高いと言われて心配になったこと、婦人科医としてどのように考えるか教えてもらいたいということをお伝えしてみるのはいかがでしょうか
可能であれば、外来の看護師等に事前に相談して一緒に聞いてもらうなどしてもよいかもしれません

Alfbさんが納得して今後も治療を受けられることを願っております
Re:婦人科主治医と外科の先生のCT画像に対する所見の違いについて
Alfb(大阪府) 2023/10/26
JTOP掲示板担当(東京都)様、ご返信ありがとうございます。

投稿の翌日、病院のがん相談支援センターでソーシャルワーカーの方に相談に乗っていただいたところ、やはり婦人科の先生のお話をまずは聞いてからの話であるとアドバイスをいただきました。

ご返信いただいた10/25がちょうど婦人科の受診日だったので、そこで主治医の先生のお話を聞く事になりました。

そこでお伝えされたのは、造影剤を使わないCTでは分かる範囲に限界がある為、前回の診察時には決定的な事は言えなかった事、なので詳しい検査をこれから行いはっきりした事が分かるまではあえてこちらが不安になる様な事は伝えないようにと色々段取りを考えておられた事、にも関わらず外科の先生が断定的な事を先走って私に伝えてしまったという事でした。

つまり私に対して嘘をお伝えしたわけでもいい加減に診ていた訳でもなく、こちらの心情に配慮して、また信頼関係を損なわないように考えていただいた結果、却って今回の様な誤解が生じてしまったというお話でした。また外科の先生が目安に過ぎないと仰った腫瘍マーカーについてですが、婦人科主治医の先生からは卵巣がんの再発であるなら腫瘍マーカーの数値が低いのはおかしい、違和感があるという事をお伝えされました。
そして本日26日にPET検査を実施し、次週の婦人科受診時にその結果及び今後の治療についてお話いただく事になっています。

以上の事柄を受け、私が婦人科主治医の先生に対して抱いていた不信感は払拭され、先生に対する信頼感は損なわれずに済みました。病気については再発かどうかなど、現時点では検査結果待ちの状況で不安はありますが、こうした次第でありますので今後も現在の主治医の先生のもと治療を続けていきたいと思っています。

結局のところ不信感についてはボタンの掛け違いのような話であり、無駄にお手数をおかけしてしまった形になり誠に申し訳ございません。
それでも投稿させていただいた折は命に関わる病の再発の可能性で強い不安、恐怖を感じており、そんな時に専門家の方に相談出来るこのような場があった事は気持ちの上でも非常に助かりました。ありがとうございます。

今後また相談をさせていただく事になるかも知れませんが、その際にもよろしくお願いいただければ幸いに存じます。
Re:婦人科主治医と外科の先生のCT画像に対する所見の違いについて
JTOP掲示板担当(東京都) 2023/10/27
Alfbさま

こちらこそ、コメントありがとうございます
お返事が間に合わずに申し訳ございませんでした

主治医とお話でき、信頼感が損なわれずに済んだとのこと、よかったです

大切なご自身のことですから、不安や恐怖を感じるのは当然のことと思います

そんな中で、まわりの緩和ケアの心理士やがん相談支援センターのソーシャルワーカー、そしてこちらの掲示板(お役に立てませんでしたが、、、)、など、さまざまなところに相談しながら、主治医と話し合えたAlfbさんのちから、すばらしいと思います

すぐにお返事ができないのが申し訳ないのですが、またお役に立てることがあれば、ぜひこちらにお越しください

記事内容を変更することはできません。記述を修正したい場合はコメント欄を使って補足・訂正を行ってください。