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友達が癌です
佐藤めぐみ(三重県) 2008/08/30
身近に二人います。一人は大腸がんでした。人工肛門にもなり、受け入れるまでは並大抵ではなかったとおもいます。今は抗がん剤と放射線治療しています、歯が痛くても歯医者にすらすぐにいけないとないていました。普通の体じゃないと実感しながら、短いかわからないけど、毎日を楽しく精一杯いきると~恵まれた私にしてあげることを考えていますが、わたしには、話しを聞いてあげることしかできないのかと~もう一人は今月に見つかり、左足切断したらと、本人は命あってと、わかってはいても、返事できずに、まだ受け入れない状態です。私にはどう前向きに手術してもらえるかを考えても、どういったらよいのか。。おしえてください

Re:友達が癌です
shige(佐治 TMKH)(東京都) 2008/08/31
佐藤さん
はじめまして。
直接のお答えではないとは思いますが、患者さんにとっては、お話を聞いてくれる友人がいることはとても大事です。なかなか医療者に本当の不安を話をしていくことは難しいですし、わたくしたちも余裕がない時間で動いていることがおおいこともあります。今のままでも大事な役割を果たされているとおもいます。
Re:友達が癌です
伊藤高章(大阪府) 2008/08/31
佐藤さま
大切なご友人お二人が癌になられ、佐藤さまご自身のご心労も大きいことと拝察いたします。この、ややハードルの高い投稿欄にたどり着かれ、ご投稿くださるほど、強い結びつきのご友人なのでしょう。
ただ、全てのご友人に、佐藤さんご自身の「身を切られるような思い」を向けることはできないでしょう。ご自分がその方の最も重要な援助者であるのなら、思いの出来る限りを受け止める努力が必要かもしれません。その時には、佐藤さまご自身の生活が大きく影響を受けることをご理解の上、準備(と覚悟)をされることが大切でしょう。佐藤さま以外に、ご友人にとっての「主な援助者(キーパーソン)」がいらっしゃる場合には、そのキーパーソンのサポーターにまわり、病を負われた友人をそのキーパーソンと一緒にささえるのも、ご友人としての佐藤さまの大切な役割だと思います。
治療方針の決定へのご助言は、慎重にされることをおすすめします。医療者は、(個人情報の保護のため)ごく限られた方にだけ、病状や治療方針の詳しい説明をいたします。もしかしたら佐藤さまには伝えられていないこともあるかもしれません。佐藤さまとのお話を、ご病気のお友達はとても喜ばれるとは思いますが、方針の決定については、ご本人やキーパーソンのお気持ちを優先されるべきでしょう。佐藤さまご自身がキーパーソンの場合は、主治医とのご相談も大切でしょう。
佐藤さまご自身が落ち着いた生活をされ、癌になられたご友人に心配をかけないようにするのも、大切なことかもしれません。

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