MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME 2019 現地報告 Day6

JME 2019 6日目を担当させていただきます、亀田総合病院薬剤部の宮川慧子です。

昨日から本格的な研修が始まり、研修内容をまとめていたら寝不足に、、
と思ったら皆元気に、今日も6:40のシャトルバスに乗りました!

早めに着いて、MarcyのOfficeや医局的な部屋でPCのセットアップをしたりしながら過ごしました。

午前中はGroup AとBで分かれ、Group A(Daiki, Kie, Kei)は、Apheresis/Fast Track Clinicに行き、Group B(Tommy, Rurina, Ayaka)は入院移植チームの回診に同行しました。

↑Ayaka with Michael(NP)

Group Aはさらに2つに分かれ、KieさんはNurse Practitioner(NP)に付いて移植後の患者さんをフォローする外来に、Daikiさんと私はNerissa(NP)に付いて移植前の患者さんが外来でapheresisする部署を見学しました。Apheresis Clinicでは、Collection of stem cells、Photopheresis、Therapeutic plasma exchange、Cell depletionを行います。Apheresis前には、75項目あるChecklist (アレルギー歴、手術歴、合併症、ワクチン接種歴、ジカウイルスやマラリアなどによる感染歴、旅行歴、併用薬など)をもとに、NPが初回面談を行い、治療目的やスケジュール、使用薬剤についてわかりやすく説明しており、大変勉強になりました。

↑Apheresis

 

↑Photopheresis

Apheresis Clinicでは、NPが臨床検査値を判断したり、使用する輸液やCa剤、輸血のオーダーを担っており、昨日(Dr. Boraの外来同席)に引き続きNPの役割の幅広さに驚きです。また、MDACCではモゾビルとGCSF投与&細胞採取という流れを全て外来で行なっていることにも驚きでした。CAR-T療法やphotopheresisなど、最新の治療が臨床現場で行われており、刺激的な午前でした!
KieさんもNPにマンツーマンでついて回り、大変有意義な時間だったそうです。個人的には、apheresis中の患者さんや初回面談の患者さんが、MDACCではそれぞれの職種からthoroughlyに説明が受けられ、非常に満足しているとおっしゃっていたことが印象的です。

↑with Nerissa

 

お昼はPalliative careに関するランチョンセミナーに参加しました。

その後、各々午前中の内容をまとめたり、自分のTo doをして過ごしました。


16時からは、Breast cancer conferenceに参加。Radiologist、Pathologist、Surgeonが参加し、スクリーニング検査にてborder lineな患者に関して、今後の治療方針についてdiscussionをしました。

今日の発見:baby aspirin


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