MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME2018 現地報告day 23

こんばんは。本日は、高橋洋子が現地レポートをお届けします。

早いもので今日で3週目が終わりました。出発日から始めたブログは4周目となりました。研修をしていると、いつから来たんだ、いつまでいるのか?とよく聞かれ、月日の流れの早さを毎日自ずと実感しています。

さて、本日もsmall groupに分かれての研修となりました。

私とマサミさんは、朝からWOC Nurseにつかせていただきました。朝のカンファレンス後、患者さんのラウンド前に丁寧に対応して頂きました。「なにがみたい?創部かstomaか?」と聞かれ、「創管理」と言ったところ、そこから創傷治癒の具体例の画像を供覧いただき、その流れでシステムについても教えて欲しいとお願いしました。

医師からの依頼で動いていること、日本と同様に肉芽のdebridmentは出血するので医師が施行し、焼くのはWOCNでも認められていること、豚の膀胱から作られたとてもいいドレッシング材があるが、宗教などの信念上使えないこともある、などなど、質問に的確に答えて頂きました。
2018921_180921_0002.jpg薬剤師であるryo君は、本日は血液内科病棟の回診に参加しましたが、日本でも血液内科担当につき、MD Andersonとの違いをdiscussionすることができ、大変有意義な研修だったとのこと。

2018921_180922_0029.jpgいつどこの部門を回っても、自分の仕事に誇りを持っている優秀なスタッフが揃っていることを毎日実感しています。本日もお世話になった方々、ありがとうございました。

そして午後は、Theresaから看護師体制についての講義を受けました。日本との違い、さらにMD Andersonのシステムもあり、正直混乱しているところあり、おかげで理解することができました。

2018921_180921_0013.jpg私は、MDAndersonに来て、magnet systemを初めて聞きました。

2018921_180921_0010.jpgその後、急だけど、と乳腺外科のTeshome先生からお知らせいただき、Breast groupのresarch conferenceに出席させて頂き、PhaseI traialの結果を聞くことができました。臨床試験がはしっているMD Andersonならではの会に出席でき、大変勉強になりました。

様々な人に出会っているこの研修、昨日はNurse のleadership development and career contactに出席させて頂いた際に、光栄にもMD AndersonのPresidentが講演される前に、私たちのところに来てくださいました。

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日本にいらしたこともあり、高校球児の甲子園は人気でみんな見ているだろう、と気さくに話して頂きました。この方にtopが変わってから、MD Andersonはさらなる躍進を続けており、改善し、利益も上がっており、すごい方です。Theresaからは、来年、シリコンバレーのITとコラボして、壮大なスケールのキャンパスができる計画も教えてもらいました。

さて、なかなかtoughなスケジュール。明日は皆が待ちにまった週末。

最終週に待ち受ける、まとめのプレゼンテーションを進めながら、リラックスする時間を確保しようと思います。

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最後に、調理師免許をお持ちの「シェフ」ことあさのさん@図書館。メンバーの胃袋からメンタリングまで、お世話になっております。お料理本当に美味しいです。今更ながら、調理師免許って、ちょっと料理できる、くらいの手つきや知識と違いますね。MD Andersonの先生の間でも、「chef~♡」とすっかり定着しました。

平日は、朝8時からスケジュールは埋まり、帰ってご飯を食べると8-9時となり、その日のまとめなどで、あっという間に毎日が終わっています。充実していてありがたいですが、土日はたまった疲れを癒しつつ、たまった課題をこなす週末にしたいと思います。

 


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