チームオンコロジーとは

MDAコミッティ紹介

MD Anderson Cancer Center Committee Members

Interview

mentor_Phyllis_A_Evetts

Phyllis A.Evetts

Advanced Practice Nurse上級看護師

Issued Mar.2005

APNとしてのわたし

4年間の看護学校終了後、外科医学の専門看護師(Clinical Nurse Specialist)資格を取得するためのコースを選択。そして10年の就業経験後、再度、Nurse Practitionerの大学院へ進学し、上級看護師(Advanced Nurse Practitioner)の国家資格も取得しました。
もともと、放射線治療科の看護師として働いていましたので、今でも放射線治療科のクラスにて教えることもあります。
また、消化器がんとその症状管理についての講義を地域にて、そして全国的に行っています。得意な講義テーマは、腸の機能や、放射線治療時の副作用における症状管理についてです。

APNとRN (Registered Nurse:正看護師)との関係

RNの主な仕事は、患者さんの情報を収集してAPNへ報告することです。たとえば、患者さんの基本的な所見(体重、身長、血圧、体温など)、服用中の薬剤についての情報を集め、APNが仕事を円滑に行えるように下準備をします。RNから報告を受けたAPNは、より深い情報、たとえば診察を行い、CTの所見や血液検査の結果などの情報と照合し、治療についての助言を行います。その際、担当APNの専門知識が不足している場合には、上司に判断の正否を評価してもらうようにします。これらの情報は全て、医師へ伝えられます。

現場では

Ms.Phyllis A.EvettsM.D.アンダーソンがんセンターでは、本当の意味での集学的医療が行われています。全ての従業員の意見や貢献は、正しく認知され、理解されて臨床現場に活かされています。

私の場合、消化器外科における副作用や手術から引き起こる症状管理を主に行っています。
私の専門知識や同僚の専門知識を上手く組み合わせることで、包括的に患者さんのケアに当たることが可能となります。

たとえば、患者さんそれぞれによってニーズが違うように、従業員もそれら個々のニーズに対応していくことが求められるのです。それが実行可能なM.D.アンダーソンがんセンターで、APNとして働いていることに、とても幸せを感じています。

Personal Data

  • 1950年3月9日生まれ
  • 趣味:主人と共にゴルフや映画鑑賞を楽しんでいます。
  • 昨年、初めてパリ、ブリュッセル、日本など海外旅行を楽しみました。
    日本では、いくつかのお寺や神社を観光しましたが、東京があまりにも近代的なことにとても驚きました!