MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME 2019 現地報告 Day33

 

本日の担当は、やまと在宅診療所 がん看護専門看護師 富澤です。

ブログの担当も今日が最後となりました。各チームでそれぞれFinal Presentationの準備に追われています。

しかしこの時間もとても貴重な時間であり、チームで何かを作り上げるプロセスを学ぶ機会となっています。

さて、本日のプログラムは、看護師チームはClinical Nurse Leaderの役割を学びました。

今回は、G18の血液移植病棟のクリニカルナースリーダーからお話を聞かせて頂きました。各病棟の看護師の組織はかなり細分化されています。彼女たちの仕事は、日本のCNSの役割と似ています。専門看護師の6つの役割は、高度実践、相談、調整、教育、倫理調整、研究です。倫理調整と研究はやや少ないものの、資格も修士以上が必要です。しかしCNSの様に専門性が別れているのではなく、ジェネラリストの役割担っています。上の写真は早期離床を援助するリフトです。いかに患者に負担をかけず移動しつつ離床を促すかという看護を常に臨床の視点から考えています。ラウンド中も、看護師の相談や患者からの相談、患者教育と忙しい毎日の様子でした。

夕方には、上野先生からの講義でした。個人目標をいかに設定し築き上げていくか。インパクトとユニーク性のある目標を設定し周囲に周知することがいかに重要かということを学びました。コンフリクトをどの様に解決しチーム全体が向上するにはどの様に組織に貢献できるかなど、皆さんにもぜひ直接、上野先生からの講義を聞いて頂きたい!!

残り数日ですが、集大成となります!ラストスパート楽しみます!

 

 

 


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