MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME 2019 現地報告 Day34

皆さまこんばんは☆
本日ブログを担当させて頂きます、中村希恵です。
時が過ぎるのは早いもので、私が担当するブログも最後となりました。いつも最後まで読んで頂きありがとうございました。温かいコメントとても嬉しかったです。

本日のスケジュール
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午前中:Aチーム/Bチーム プレゼンテーションの準備

    中村:婦人科外来でRNのシャドーイング

 午後:薬剤師チーム inpatient pharmacy tour/薬事委員会のプレミーティング
               その他のメンバー 看護部のガバナンスについての講義

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今日の午前中は待ちに待った婦人科外来でのシャドーイングでした。RNにつかせて頂く予定でしたが、途中にNPとDrが行なっているリプロダクティブヘルスのコンサルテーション外来に入らせて頂くこともでき、とてもスペシャルな1日となりました。NPが出産経験、不妊治療の経験や内容、既往歴、家族歴など細かく問診を行った後、医師とNPで情報交換と意見交換を行い、NPとDrが一緒に患者さんとご家族の元へ行き、自分達の見解を伝えるという流れで進んでいきました。
子どもをまた授かることができるのか、それまでにどれくらい期間をあけるべきなのか、がんのサバイバーとしてどのように子どものことを考えていくのか、今後新たに授かる子どものことはどうしたらいいのか、家族歴を考えると卵巣も摘出した方が良いのか…など患者さんからの疑問や不安に一つ一つ丁寧に返されていました。
婦人科がんの治療を担当するチームがある中に、コンサルテーションを専門として行うチームがあることはとても驚きであると同時に、患者さんにとってはとても心強い存在であると感じました。

↑婦人科コンサルテーションチーム

午後、薬剤師メンバーはinpatient pharmacy tourに行き、システム化が進んでいることにより医療の安全が保てること、また業務が効率化できていることに驚いたようです。
↑薬剤師チーム

さて、明日はいよいよfinalプレゼンテーションが待っています。ここ2週間はプレゼン準備に追われ、毎日ディスカッションの日々でしたが、プレゼンという1つの目標に向かってみんなで頑張っていることでチームの結束力がさらに深まったと思います。今日は徹夜かな…

↑看護部のガバナンス講義にて


最後になりますが、上野先生をはじめ日米メンターの方々、MDACCでお世話になった岩瀬先生、佐々木先生、そして皆さまのご家族様、また、渡米前から支えてくださった笛木さま、JME2018の方々…たくさんの方々のサポートがあってこのような素晴らしい機会を頂けたと感じております。この場をお借りして、JME2019をサポートしてくださった全ての方々に御礼申し上げます。
夢を語り合える最高な仲間に出会い、とても充実した5週間となりました。みんなで熱く語った日々を忘れず、今後がん医療に貢献していけるよう日々努力していきたいと思います。


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